To Me, Somewhere in the World #9

「普通」ってなんだっけ?

Contributed by Ai

Trip / oct.09.2020

2020年3月、会社を辞めて世界一周の旅に出る……はずだったAiがいつか夢を叶えるお話。笑いあり涙あり(?) 、蛇行しまくりな人生を連載「To Me, Somewhere in the World」にてシェアしていきます。ここからどう起死回生していくのか、ぜひ見届けたい。乞うご期待!

#9

もうすっかり秋ですね。
朝晩が急に寒くなってきたので、驚いています。

8月に地元・兵庫から東京に向けてノマド生活を開始した頃は真夏だったので、持ち合わせている服が全てノースリーブです。困ったな。
荷物は必要最低限しか持たない主義なので、タビナカでたくさん秋服を購入するわけにもいかないし……。

旅の荷物を減らす秘訣をよく聞かれるのですが、「これはもう捨て時かな」という服を持っていって、最終日に着て帰る服以外には「さようなら。今まで本当にありがとう」と言ってお別れしてくることです。このスタイルはあまり理解されないのですが、私が圧倒的に身軽な理由はこれです。

これだけ。

最近のホテル暮らしが快適すぎて、もはや東京に部屋を借りたり将来持ち家を購入なんて考えられなくなってきました。以前、第6回のコラム(https://container-web.jp/trip/27456.html)で紹介したHafH(サブスク型住居サービス)を利用すれば、手ぶらで宿泊・生活できてしまいますから……。


東京で1か月お世話になった『UNPLAN Kagurazaka』:https://unplan.jp/kagurazaka


スタッフさんのお心遣いも嬉しい。

***

今年も残すところ、あと3か月ほどです。
この1年はとても早かったような、気が遠くなるほど長かったような。

大人になってからの1年は過ぎるのが早いってよく言いませんか?
その理由を考えてみたのですが、毎日決まったルーティンで、自分が触れる情報もある程度偏ってきていて、子どもの頃のように新しいモノやコトに出会う機会が少なくなるからなんですかね? 人生が徐々に安定してきているということでもあると思うんですけど。

ちなみに、私は1年ごとに新しいことを始めているので、まだまだ子どもの感覚かもしれません。すぐに新しい世界を見たくなってしまうので、「生き急いでるなぁ」と大人になりきれない自分に自己嫌悪することもしばしばあります。

でも何度過去を振り返ってもまた同じように生きると思うので、最近では「これが自分なんだ。人生1回しかないんだし、やりたいことは全部やってみよう」と開き直っています。


神楽坂にある『紀の善』ってお店、知ってますか? 抹茶ババロアが最高ですよ……

周りを見渡してみると、明るく前向きに見えて実は悩んでいる人が非常に多い。

世の中が少しずつ動き出してきたからこそ焦ってしまうと思うのですが、長い人生の数年ぐらいゆっくり悩むことを楽しんでみるのもアリです。

行動範囲を広げてみたら、これまでの生活では交わるはずのなかった人たちと出会う機会も増えて、視野が広がります。

本当に人生は十人十色です。

例えば、金沢の宿に泊まった際にはかなりバラエティーに富んだ同年代の人たちが集まっていました。

・フリーランスのホテルディレクター(複数エリアでホテル運営に携わっている)

・Webサイト制作×採用というニッチな領域で起業している女性社長

・海外留学予定で退職したものの行けず、意図せずフリーランスになったWebデザイナー

・フルリモート中の大企業正社員

・ドローンのプログラマー

・不動産投資で稼いでいて時間に余裕がありすぎる30歳

どうでしょう? 濃いですよね。

みんな自分の周りにいる5人とか10人の平均値を「普通」と考えていると思うのですが、それって思い込みなんだなと気付かされました。

上記のような人たちはすでにある道を歩んできたというよりは、模索しながら道を作ってきた人たちだと思います。もちろんものすごく努力されている方ばかりですが、こんなにバラエティー豊かな人たちを見ると、少しだけ「人生なんでもアリだ!」と視野が広がりませんか?

時には肩の力を抜いて、適当に過ごしながら自分の好きなことにだけ反応してみましょう。
最近よく相談を受けるので、今回はこんなことを書いてみました。


金沢編もあらためて書くのでお楽しみに!

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