MY BEACH TOWN #1
良いビーチには美味しいものあり!
Byron bay-1
Contributed by Akemi Kan
Photo by Chrystal Dawn
Trip / 2018.06.29
第1回目は、オーストラリアにある「バイロンベイ」。
2週間の旅を得て感じた、たくさんの魅力を数回に渡りお伝えします。
ゴールドコースト空港から、南に70km。毎日数便運行しているシャトルバスに乗れば、わずか1時間。日本からは遠いようで、実は結構行きやすい「バイロンベイ」は、数時間で回れる小さなビーチタウンながら、美しい海やサーファーを魅了する極上の波、そして個性豊かなショップと魅力は盛りだくさん。海外から移住するアーティストも多く、その独自のカルチャーが注目を集めている。
古くはヒッピーの聖地として知られた街でもあり、今もオーガニックな暮らしを愛する人々がいっぱい。その影響もあってか、街には地元の有機野菜を使ったレストランやビーガン向けのカフェなど、ヘルシーな食事がわんさか。しかも盛り付けが華やかなので、かなり満足度も高い。
バイロンベイの中心地から車で5分、アーツ&インダストリアルと呼ばれる倉庫街には次々と話題のスポットがオープン。その走り的存在の「Folk」で頂いたランチ。たくさんの野菜とフムスや玄米、キヌアなど。全部がヘルシー!
街の中心地にあるカフェ「Bayleaf Café」は、朝7時からオープン。日本では見たことのない巨大すぎるマッシュルームを使ったトーストは、ポーチドエッグ付き。カリカリ、トローリ、ふわっ! 味も食感もクセになる美味しさ。
「General Store」のヴィーガンバーガー。具材は野菜だけなのに、ボリュームがすごい。ここではお弁当のようなプレートランチも販売しているので、ビーチのお供にもおすすめ!
どの店のスタッフもフレンドリーで好印象。バイロンベイの開放的で穏やかな雰囲気に惹かれてヨーロッパから移住してくる女性も多いようで、オーストラリアの他のビッグタウンとは違った印象を見せる。
わずか1mほどの幅にあるブラウニー&コーヒーショップ。街には見逃しちゃうほど小さな店もあるので、くまなく散策するのが楽しい。バイロンベイにはチェーン店がほとんど入っていないので、ここだけの食を堪能できるのも魅力。
その味を思い出すだけで、もう一度バイロンベイに行きたくなってきた…。
ああ、ご飯の美味しい場所はやっぱり最高だ!
アーカイブはこちら
Tag
Writer
-
Kan Akemi
編集・ライター。出版社での雑誌編集を経て独立。旅を中心に、サーフィンやアウトドアのフィールドでも活動。好きなものはカリフォルニアと海。anna magazine創刊から、コントリビューティング・エディターとして携わる。