Greenfields I'm in love #1

Mangiare! Amare! Cantare!

Contributed by Aya Ueno

Trip / apr.03.2020

直感を信じ、ドキドキするものに向かって走り続ける神戸出身の大学生、Aya Uenoさんの連載「Greenfields I'm in love」。自分探しも兼ねたロンドンでの留学生活で、自分の目で見て、肌で感じたありのままの日々の記録をお届けします。

#1

飛行機に乗り、着いた場所は、ロンドンではなくイタリア、ローマ。
実は、留学前にイタリアへ家族旅行にいった。
この旅行が終わったら、わたしは1人イギリスへ、家族は日本へ帰る。

そんな訳で、はじめてのイタリア。
ローマに無事到着して、お腹ぺこぺこの私たちがまず向かったのは、トラステヴェレ地区。そこで、La renella trastevereという老舗ピザ屋さんに入った。



好きなピザとサイズを選んで、食べやすい形にカットしてもらう切り売りスタイル。注文すると、オーブンで熱々に焼いてくれる。わたしたちは朝ごはんを食べに行ったけど、「ちょっとなにかつまみたい!」なんて時も気軽に入れるし、カジュアルですごくよかった。



ピザと一緒にイタリア産のビール、ペローニを! ローマ名産のビールだ。壁に栓抜きが付いていて、簡単に取れるようになっていたから、瓶ビールを開けるのには、全然困らない。味は、癖がなくて飲みやすかった。お昼から呑むビールは格別! ほろ酔い気分でお店をあとにした。



トラステヴェレ地区は、観光地から少し離れたローマの下町的な地区だ。
イタリア在住の母の友人によると、パリでいうマレ地区みたいな風情ある街みたい!
石畳のいい感じにボコボコした道は、細くクネクネしていて、迷路みたいだった。壁の色は優しい橙色、オレンジや黄色みたいな太陽をイメージするような色が多かった気がする。





そして、バスにのって中心地へと向かった。
旅先で地元のバスやトラムのような交通機関に乗るのは、旅の醍醐味のひとつだと私は思う。イタリア語が飛び交う車内が楽しい。

ヴィットーリオエマヌエーレ2世記念堂
トレビの泉
フォロロマーノ、パンテオン
スペイン広場
コロッセオ
「ローマは一日にして成らず」とか、永遠の都と言われただけあって、情緒あふれる街並みに歴史がある建造物が所狭しと並ぶローマ。
わたしたちは、数日に渡りたくさんの観光地を巡った。

中でも、広大無辺に広がる古代ローマの遺跡、フォロロマーノが好きだった。ここが昔、ローマ人の生活の中心部で、2000年経った今、だだっ広いこの街全体の空間が誰にも使われない(観光地としては使われているけど)でそのまんま廃墟になっているなんて、なんかすごく不思議。


光のせいか、それとも当時の活気が染み付いているのか、どこかあたたかい雰囲気を感じた。

あ、アイスクリーム屋さんの話は絶対しとかなきゃ!
わたしは、インスタグラムの名前に@ayascreamsと入れてしまうくらいアイスクリームが大好きだ。
イタリアにきたからには、絶対美味しいジェラートを食べようと意気込んでいたのだ。
初日、パンテオンへ行った後にジョリッティという創業1900年の超有名老舗ジェラートショップを訪れた。


店内に入ってみてびっくり。
長蛇の列に並び、チケットを買ってもまだアイスにはありつけない。ショーウィンドウの前は、スタッフに食券を渡そうとする人で、溢れかえっていたのだ。まさに人の海。ひるみそうになったけど、このジェラートを食べないことにはローマから帰れない。
必死にチケットを渡して、やっと順番が来た。事前情報によるとピスタチオが濃厚で絶品! ということで、ラズベリーとピスタチオをオーダー。苦労して手に入れたジェラートは、もう本当に美味しかった!



イタリア、しかもローマといえばカルボナーラが有名だ。友人からもおすすめされた世界一美味しいと言われる人気店のロショーリへ。予約必須で、ギリギリに取ったので夜11時しかなかった。
店内は狭くて、細長い。壁には天井まで、ところ狭しとワイン、お土産のパスタや調味料、ジャムなんかもたくさんあった。
すごくいい雰囲気で落ち着く。



肝心のパスタが到着!
こんなに人気だから、かなり期待して行ったのだけど、
食べてびっくりした。
(ペンネの方はカラスミが効いてるのかしょっぱく)、なによりパスタはどれもものすごく固かった!(笑)
本場はアルデンテだとは聞いていたけどほんとにこんなに茹でないものなの? と疑うくらい。(笑)
日本のカルボナーラ(というか、パスタ)はまったくの別物だったみたい?
残念ながら今回のローマで他のカルボナーラの名店を回ることはできなかったから、今度来たらほかのお店も行ってみたいと思う。
調べてみたらロショーリもタイミングによって味が違うというし。
好き嫌いはともかく、食べてみる価値はある。 

この記事のタイトルはイタリア語で「食べて、歌って、愛して!」だ。「くよくよ悩まず食べて歌って恋して楽しく過ごそうよ!」といういかにもイタリアらしいことわざだ。
長い歴史ある街と活気と情熱に溢れた雰囲気に魅了され、ついでに美味しい料理ですっかり太った。(泣)

いい旅だった!

ベネチア編に続く。

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