Own Beautiful Adventure in Bali #1
第二の故郷
My second home
Contributed by Nachos
Trip / 2019.10.29
#1
無事日本からのフライトを終え、日が変わったインドネシア・デンパサール空港に降り立った。携帯をコネクトすると「土曜の夜はみんなで遊びに行くわよ!」とメッセージが届いていた。そのまま「OK」と返事を送ると「その日はウルワツまでgirls tripだから4pmに集合ね」と返事が来た。
着いた次の日からなかなかハードだな。と一瞬頭によぎったけど楽しみの方が勝ちだった。メンバーはみんなそれぞれ世界で活躍するインドネシア、コリアのレディースロングボーダーたち。こうやってタイミングよくみんなと遊べるのは嬉しい。
とりあえず深夜のバリの街並みを見ながら宿へ向かう。
宿に着き、重たい荷物をドサっと置き、明日はまずやる事を済まして夕方からは思いっきり楽しもうと心に決めてベッドにダイブする。
そして翌朝。眠たいはずなのに日の出と同時に目が覚めてしまった私…。ぼーっとしているとどんどん空が明るくなってきた。
バリではバイク移動が基本の私。とりあえず朝ごはんを食べて、いつものバイク屋さんに連絡してバイクが届くのを待つこと2時間。頼んでいたものと違うバイクが届いた(笑)
時間通りには来ないだろうとは思っていたけど全然違うバイクが来るとは思ってなかった。だって5回くらいしつこく言ったし、なんなら今朝も確認のメールも送って「OK」って返事が来てたはず。気を取り直してチェンジしてね。というとお昼には交換するからといってスタッフは戻っていった。お昼頃バイクオフィスに行くとスタッフが「5時くらいになっちゃうかも〜」なんて悠長に返事をするので、「4時にはみんなと遊びに出かけるし絶対嫌だー!!」とゴネたら新しいバイクを持ってきてくれた…やっぱりあるじゃん。
そんな予定外のやり取りをして時計を見たらすでに3時。慌てて宿に戻り支度をして待ち合わせ場所へバイクを走らせる。
そして待ち合わせの場所。まず初めに現れたのはsunshine。彼女と会うのは2月のフィリピン以来だ。相変わらず焼けた肌に潮焼けしたロングヘアーが似合うコリアンガール。そして彼女は太陽のような笑顔で私を出迎えハグをしながら「zitaがパンを買ってるんだけどなかなか帰ってこないんだよね〜」と笑ってる。しばらくするzitaがキョロキョロしながら向こうから歩いてくるのが見えた。zitaはスラリと背の高い美人と可愛いを併せ持ったコリアンガール。4月にバリで会っているんだけどそれからまだずっとバリにステイしているそう。
そしてgirls tripの移動手段はどうやらバイク移動ではなくgrabで車を頼んであるらしい。だったら焦ってバイク変えなくても良かったか…と頭によぎったけどまぁ結果オーライってことで。
車に乗り込み、次のgirlsたちとの待ち合わせ場所へと向かう。
「ナチョさん 元気ー??」と勢いよく車に乗り込んできたのは、インドネシアで唯一のプロロングボーダーの人気者floraとその友達のmelissaだ。メンバーが揃ったところで今日の目的地ウルワツへ。
車内ではそれぞれの旅の話、お仕事の話、そしてやっぱり男の子の話で盛り上がる。sunshine は「4日後にはポルトガルに移動しちゃうからみんなさみしー」って言ってたけど彼女は「ポルトガルはかっこいい人がたくさんいるから楽しみ!」なんて笑いながら言ってたな。途中トラフィックにはまったり、抜け道だ!なんて言ってがたごと道を通ったりしながら2時間後、目的地に到着ー!!
ウルワツは断崖の下にあるパワフルな波がたつことで有名なポイント。最初の場所はウルワツまでの一本道の途中のfloraのスポンサーでもあるショップの2号店。その記念のイベントとして今夜movie nightがあるらしい。sunshineはウルワツが初めてなんだ!ってウキウキしてたけど、お店に着いた後、小声で「nachos、海はどこ?? ないよ! てっきりオーシャンビューのところだと思ってたー!!」ってちょっと残念そうに私に囁いた。でも、会場はfree beer,free hotdogということでsunshineはご機嫌になりビールを飲み始めた。
ビールを飲みながらお店をぐるっと回りまた外へ出ると何故かsunshineがfree hotdogの場所で自分で調理をし始めていた。(笑)
「ホットドッグはいらないからおつまみよ!」なんて言って私たちの元に嬉しそうに戻ってくる。そしてfloraは「私はインドネシアのbintangよりもフィリピンのsan migelが好きなのよ!」と、どこからかsanmigel lightを調達してきてる。(しかもビールが無くなるとどこからかまた2本買ってきてた)でもこの自由さがたまらない。
途中、sunshineに「このイベントのアフターパーティーがウルワツの崖の上のビーチクラブだって! やったじゃん!」と声をかけると「その頃には外は真っ暗でしょ! ブラックよ! 海も見えないオールブラックよー!」と嘆いて叫んでいるのを見てみんなで大笑い。そんなこんなで夜が更けていった…。
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Nachos
海と旅に魅了され、サーフボード片手に様々な国へサーフトリップで訪れる中、海と自然を愛しながらハッピーに輝く女性達をたくさん目にし、その空気間、美しい瞬間、旅やライフスタイルを自分なりに伝えたいと思いカメラを手にする。女性目線と女性にフューチャーした”saltybabe photo”を世界中の海を旅しながら撮り続けている。