Vive les vacances ! ~Time to spare Heart to spare~ #14
Bike-friendly city
Contributed by Mizuki
Trip / 2023.03.01
バカンスを生きがいにし、「暮らし」や「人生」に豊かさを求めるフランス人の生活を表す言葉。そんなフランスに留学中の大学生Mizukiさんが、現地から仕事やお金に執着せず、日々の生活をどう楽しむか、豊かな暮らしを送るヒントをシェア。
#14
リヨンに来てから、赤いマークの自転車に乗っている人をよく見かける。「Vélo’v」というシェアサイクルの自転車で、リヨン市内あちこちでアクセスできるサービス。日本でもシェアサイクルは増えてきているようだが、フランスでは既に交通手段の一つとして主流になっているようだ。
Vélo’vはアプリと連動していて、それさえインストールすればその場ですぐに借りることが
できる。乗った分だけ支払うことも可能だが、学生であればたったの16ユーロで一年間乗り放題。
Vélo’v専用の駐輪場
早速 Vélo’v に乗ってリヨン旧市街地、Vieux Lyon へ行ってきた!
リヨンでは自転車専用道路がきちんと整備されているため安心して走ることができる。また、所々に駐輪場があるため乗り捨てで困ることは滅多にない。
このように街全体が「自転車フレンドリー」なのがリヨン。
自転車で汗をかいた後はジェラートタイム。リヨンに着いた時から気になっていた Terre adélice という glacier(=アイスクリーム屋)へ行ってきた。この店のジェラートは全て100%オーガニック由来で作られていて、ローカルな原料が使われていることでも有名。フレーバは100種類以上あってバニラやチョコレートなどの定番フレーバーに加え、野菜やチーズといったおもしろいフレーバーもある。一番驚いたのは、トマトバジル味やスモークベーコン味!(笑)
それらも試したいところだったが、今回は大好きなピスタチオといちじくのフレーバーをチョイス。
Terre adélice
その後も自転車を走らせると、普段地下鉄を使っていると見られない新しい景色に出会うことができる。街の雰囲気をより楽しむことができること、これも自転車の魅力の一つだと思う。
この景色を見ると、素敵な街にやってきたなと改めて実感する
健康、環境、新しい発見
フランスに来るまであまり意識していなかったけど、自転車はいいことだらけ。
また、フランスは「ストライキ大国」なので電車やバスなどの交通機関が止まることは日常茶飯事。そんな時にも自転車は役立つ!
これを機に「自転車生活」始めてみようかな。
À bientôt!
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Mizuki
東京の大学に通う21歳。純ジャパフレンチガール。生まれも育ちも日本、フランス語経験もゼロだったが、16歳でフランスへ留学。大学生となった今、再びフランスに留学中。慌ただしい日本の生活とは異なり、時間がゆったり流れる「バカンス大国」=フランスならではのライフスタイル、人生の楽しみ方、について留学体験と共に発信中。趣味は食べること、ダンス、ボクササイズ、ワイン(詳しくなりたい)。