福岡からのお手軽ソウル旅

To Me, Somewhere in the World #47

福岡からのお手軽ソウル旅

Contributed by Yoko

Trip / 2022.10.05

「世界一周がしたくて、思い切って会社をやめた」
未知なモノすべて知らないことを知りたい、欲望に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。日本国内の旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#47

福岡に滞在中、時間があったのでソウルに行ってみた。本当は船でプサンに行きたかったのだけれど、コロナの影響で停止中。ディープな福岡を楽しむか、九州の他エリアを楽しむか、五島列島に行くか……など色々考えたが、せっかくだから久しぶりの韓国に。

緑がかわいいJin Air。


成田・羽田以外からの出国は初めてだったけれど、何のことはなくスムーズに出国。入国もすぐ。コロナ前に比べれば手続き上の準備がやや多かったけれど、やってみればそれほど戸惑うものでもなかった。


弘大。たこ焼き!



弘大。ミントハイム。ここに行きたかったー!


入国早々、久しぶりにT-moneyカードを購入し、普通列車で弘大(ホンデ)へ。こじんまりしているけれど綺麗なゲストハウスに荷物を置き、早速街へと繰り出す。行きたかったカフェに直行!


明洞。


そして何はともあれ東大門(トンデムン)……ではなく明洞(ミョンドン)。行きたかった明洞! 一時はシャッター街のように静かだったというが、2022年9月時点では活気が戻っていた。日本人はもちろん観光客もいて、食事、買い物、マッサージ、チムジルバンなど楽しみたいものばかりで溢れていて。静かにワクワク感が高まった。


このエレベーターの隣にあるATMに……カードが……。



2日目、7:00前に宿を出て、朝から東大門のチムジルバンに行こうとしたら、人生初のハプニング。ビルの1Fでキャッシングをしようとしたら、ATMにクレジットカードが吸い込まれた。こういうこと本当にあるのね、と一瞬固まる。ありがちなハプニングな気がするけれど、30か国行って、今まで一度もなかった。

絶望感がなだれのように押し寄せつつも、30分ほど格闘して、何とかするのをやめた。ググって出てきた「吸い込まれたら→諦めましょう」に納得したから。早々にカード停止&再発行の手続きをWeb上でして、以降はもう1枚のカードと、今回たまたま持っていた日本円の現金を両替することで乗り切った。へこむ。


スパレックス東大門。ここは89度。


しかし朝からテンションはだいぶ下がった!……ので、チムジルバンは1分だけ入って出てきた。というか1分でもその後だいぶ体がじんわり。何よりお風呂が広かったので、それだけで大満足。そして入るために両替したにも関わらず、カード払いできた。


広蔵市場。



麻薬キンパ。海苔巻きより小さい。美味しい。


気を取り直して市場へ向かい、キンパをいただく。




AMORE.


聖水洞(ソンスドン)まで足を伸ばして、コスメを試しまくり、アイシャドウを買うなど。


AROMATICA.


カロスキルをうろうろして、歩き疲れてコンブチャバー。


4時4分。イチジクアールグレイラテ。



Teacnic.スコーン&ハーブティー。


弘大に戻り、友達に教えてもらったカフェをはしご。おすすめのチョイスが良すぎる。






Nソウルタワー。


明洞をぶらぶらして、足つぼマッサージを受けてから、夜景を見にNソウルタワーへ。


ユダネダッカルビ。ヘラは通常の料理用サイズ。


明洞に戻り、1人前(とはいえ、てんこ盛り)のダッカルビをいただく。美味しすぎ。


24時まで営業中。


最後にソウル駅のロッテマートでフィニッシュ。
帰ったら22:30くらいで、15時間以上活動し続けていたことにびっくりする。日本人的なギュッとしたアジア旅の1日、という感じ。たまにはいい、たまには……いや、とってもいい……と寝る前にしみじみ。結構な疲労感がありながらも、満足して床につく。それにしても、見つけるたびに入って何かを買ってしまうオリーブヤングめぐりも楽しかった……。


相変わらず広すぎる仁川空港。



3日目の朝は、ソウルから福岡まで1.5時間。そして福岡から札幌まで2時間ルートで移動。国内移動の方がよっぽど遠い、と思いつつ、ソウルはやっぱり軽率に楽しめる良い街だった。


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