
GET BACK YOUR "RAW" ! #18
FRIEZEに行こうよ②
Contributed by ERI
Trip / 2021.02.04
#18
こんにちは!
今週も覗いてくださってありがとうございます!
実はこの連載も後半戦になり、終わりが見えてきました。。
今年の夏から始めさせていただいて、もう年も明けて、
何だか寂しい気分です。
というか、このLA旅行からもうすぐ1年経とうとしています。
早いなあ。
マイケルと渋谷で出会って、即決でLA行きのチケットを買って。
そしたら人生が変わった。
家に籠ってたら絶対に見れなかった光景。
今は簡単に外には出られないけれど。。
去年勇気を持って行ってよかった、な。
あ、まだ終わりではないのでもう少しお付き合いください。

前回、LAのアートフェスの中でも有名なFRIEZEに行ってきました。
そしたら、何だか想像と違いました。
悲しい。
けれど、私とアレックスは諦めない。
スタジオで、この前の続きを仕上げようか。
と、言うことで。
娘ちゃんと奥様はお洋服のショッピングに出かけました。
スタジオに着いて、
また試行錯誤。
大人になると、新しいものに触れる機会がかなり減る。
新しく挑戦することも、もしかしたら減ってるかもしれない。
この時の私の心情は、
“抽象”とは。
もはや抽象画を「抽象」という言葉で表すのでさえ、
抽象画ではないのでは?
って感じでよく分からないループに入ってました。
面白いね。
考える時間。
でも考えすぎて、結局わからなくなった。
何色から手をつけていいのかも、ぐちゃぐちゃになってしまった。
だから、原点回帰で自分の好きな色だけ使うことにした。
アレックスは私にまっさらなキャンバスを5枚ほどくれた。
改めて目の前にしてみるとわかる。
キャンバスってこんな広かったっけ?
こんなまっさらだったっけ?
「埋めなきゃいけない」
こんな感情からも放たれて、自由に。
目の前のキャンバスは、自分だけの遊び場。
頭の中を映してごらん。
これまでに感じたことや、学んだことが頭の中を巡って
結果、満足できる作品はこの2つでした。


半年以上たって、今この作品を見ると
相当迷ってたな。
って言うのが伝わってきます、笑。
自分の中の感情を表現したのですが、
この人間らしさも大事にしていきたいなと思います。
完璧主義になりかけていた自分を縛っていた縄をほどき、
もう少し、
ゆったり、自由に。
豪快に。
やるときはやる。
そして最終的には、周りにいる人を幸せにできるように。
そこまで考えさせてくれた、この体験に感謝です。
アレックスありがとう。
2日間付き合ってくれたアレックスとは、ここでお別れ。
たった2日間なのに、それ以上の体験をさせてくれた彼に
心からの感謝。
ありがとう。
そういえば、2ヶ月ほど前に船便で送った作品集も届いたらしい。
よかった!
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ERI
藤沢生まれ、横浜育ち。物心ついた頃には、絵の具で遊んでいた。アーティスト活動のため脱サラ。モノにあふれる現代に疑問を持ち、着飾らない自然体でいるスタイルの美しさを表現している。好きなものは、サーフィンとみかん。












































































