アレックスと行く!LA散歩⑤

GET BACK YOUR "RAW" ! #13

アレックスと行く!LA散歩⑤

Contributed by ERI

Trip / 2020.11.27

モノにあふれる現代に疑問を持ち、着飾らない自然体でいるスタイルの美しさをアートを通してメッセージし続けているアーティストERIの連載GET BACK YOUR "RAW" ! アートにルールは無い。その壁をこえてゆけ! アーティストERIとしての生き方探しの記録 in ロサンゼルス。

#13

こんにちは!
今週も連載を覗いてくださってありがとうございます!
元気ですか?
寒くないですか?
なんか天気の話ばっかりしてる気がするけど、
いや本当に、寒いのが苦手なんですよ。
明日これやろう、あれやろうと考えていた事は大体実行するんですけど、冬になると寒すぎて無理、みたいなあり得ない事態が起こるんですよ。
冬生まれなのに。
あ、ちなみに誕生日は2月6日。フロの日です。
レゲエの神様、ボブマーリーと一緒です。
いいでしょう、デヴィ夫人とも一緒なの。

…まあ、えーと、つまり…
寒いから体調にお気をつけてね。
今回はちょこっと、アーティスト目線で物申す系の内容になっております:)



前回、アレックスの大胆なお手本を見せてもらい、呆気に取られ、タガが外れてしまったERIでした。

外を見ると、いつのまにかもう真っ暗。

一心不乱に描き続けていた2人。

アーティストとはこういうもの。
時間を忘れて、無我夢中にキャンバスに向き合う。
でもそんな時間が心から幸せ。
わたしは、幼稚園か小学生? 頃から、暇さえあれば、家でスケッチブックにお絵描きしていた。
もちろん流行りのゲームやシール交換、外遊びなども大好きだった。
けど、絵を描く時間だけ少し特別だった気がする。

はじめは、好きな少女漫画の女の子をコピーしたり、オリジナルキャラクターを描いたりすることから始まった。その次に好きな海やハワイの柄を真似するように。
すると、徐々に自分だけの世界観が勝手にできていたみたい。

世界観に入り込むことがわたしの得意技。
入り込んだらハマる。
好きな映画やアニメ、本を見つけると、最低でも半年はずっとその話をしている。

そして子どもの時の心が今もずっと残っている。

ある意味厨二病なのだ。
子どもの時ごっこ遊びをしていた時の気持ちが残り、その世界観にどハマりできる。

大人だけど、子どもの時の気持ちを持ち続けている。それがきっと自分のアートにも響いているのだろう。

このことは、アレックスも共感していた。

純粋なピュアな時に感じた事は、自分の本質なのだ。

どうしても、大人になるといい意味でも悪い意味でも、周りが見えてくる。
そして、自分の位置も見えてしまう。
お金の存在も知ってしまうし、対人関係に気を使うようになる。

それが社会を作る大人。

社会がないと、この世はバラバラになっているはず。この世の性だ。

けど、現代のこの社会でメンタルを削っている人が多すぎる気がする。

便利が故の副作用なのか。

ちょっと最近疲れた人に、特に試して欲しい。

幼い頃、どハマりした事はあった?

もしあるなら、それをどんな形でもいいからまたやってみて欲しい。

もし無いのであれば、どんな紙ペラでもいいから、絵を描いてみて欲しい。

できれば1人で。

夢中になることを見つけてほしい。

そして、心を少しだけ、ちっちゃい頃の自分に戻してみて。

好きな色は?
好きな場所は?
好きな人は?
将来の夢は?

思い出してみてね。
自分を1番に大切にしたら、必ず流れに乗って全部ついてくるはず!
あなたが1番えらいぞ! 頑張ってる!

まだ完結はしないけど、LAで学んだことの一つです。

脱線が凄すぎてごめんなさい!

でも、便利になって人と簡単にコミュニケーションが取れるようになった今だからこそ、自分1人で集中して楽しめるなにかを持ってると強いと思ったのです。

好きの本質は幼い頃の記憶にあると感じたからです。

ちなみに、うちのママは海沿いが地元だったので、今も定期的に海に行って貝殻拾いをしてます。
こんなの拾っちゃった〜って自慢してくれます。

↓↓↓↓↓

結局アレックスとアトリエで少し話した後、タクシー呼んでもらって帰宅しました。
後日また一緒にアートイベントに行く約束があるので、この日はお暇しました。

次の回からは、いつも通りのLA記録に戻ります(笑)。
またみてね!!!
ありがとう!

アレックスが描いてくれた私。


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