いつもどこでも食べるのは火鍋 – 名古屋

To Me, Somewhere in the World #104

いつもどこでも食べるのは火鍋 – 名古屋

Contributed by Yoko

Trip / 2023.11.22

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#104


名古屋で友達と久しぶりの合流。かれこれ6年来の付き合いだが、同僚として働き始めたあとからの付き合いだから貴重だ。3人で会うのは本当に久しぶりで、ずっと前から楽しみな予定だった。




チケットまで豪華。


「しゃちほこ前で合流する?」案には笑ったが、何だかんだでいったん名古屋駅に集合することに。向かい側から流れるように歩いてくる友を、これまた流れるように声をかけて受け止められた注意力に感謝。冬に入る直前の名古屋はどこもかしこも人でいっぱい。駅を歩いても電車のなかでも観光地はもちろん、ぎゅうぎゅうだし行列だしでびっくりしてしまった。唯一静かだったのは熱田神宮。


とり五鐵。


そんな訳で昼には親子丼をいただいたけれど、夜は大行列のひつまぶしを諦めて、体が温まる火鍋にすることに。前回の京都でも火鍋を食べた。昔共に働いていた時も、夜によく火鍋を食べていた。話す話題の移り変わりはあれど、囲む鍋は同じままで何だか面白い。いつも昔話をしてしまうくらい、あの頃はあの頃で本当に楽しかった。今もそれぞれに楽しいけれど、また一緒に働ける巡り合わせに出会えたら本当に楽しいだろうなあ。


ギラギラすぎてびっくり・栄、四季茸にて。


さて紅白にスープが分かれる火鍋だが、今回の赤いほうの火鍋の辛さは想像以上だった。静かに白いほうのスープに使ったキノコばかりを食べ、スープを偏らせる末っ子気質を発揮させてもらう。年齢に関係ない付き合いだと思っているけれど、謎の安心感という意味では最高に甘えさせてもらっているような気がする。




SUNDAY FULLER CAFE、SUNDAYに。


2日目の朝は、モーニングをするのに3件の行列を横目に見て、4件目でようやく入店できた。一人ならもうコンビニにでも直行しそうになるが、共に歩く人がいれば目的地に辿り着ける。ありがたい。出てきたのはこじんまりした甘いトースト、そうだこれはモーニングだと思い返してボリュームに納得して静かに食べたけれど、これはこれで甘くて美味しかった。


9年ぶりにインしたトヨタ産業技術記念館。



赤福!


トヨタ産業技術記念館を大人らしく楽しく見学して、ミッドタウンに似たビルでひつまぶしリベンジをして、駅に戻ってお土産を物色。赤福の2個入りに出会えて嬉しかった。可愛すぎる。バイバイ、の時は二人が新幹線(方向はそれぞれ)、私は在来線の特急に。先に出たので在来線まで見送ってもらってお別れ。お見送りって嬉しいな。大人だからまた気軽に会おうね。



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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。