Golden State of Mind #3

往路と帰路

Contributed by Anna Nakamura

Trip / 2020.11.02

船橋市生まれ、西予市育ち、梅田で英語を学び、アメリカのカリフォルニア州・サンタモニカ市に留学。9ヶ月目を境に新型コロナウイルス感染拡大や人種差別に対する暴動など複数の変化がきっかけで、同じカリフォルニア州のトーランス市へ移住したAnna Nakamuraさん。この連載では移住後半年が経った今、ベランダでプールを眺めながら、日々の出来事綴っていきます。

#3

こんにちは。

今回は、前回に引き続きラスベガスへの旅のお話です!

前回は、ラスベガスの街でのお話をさせて頂きましたが今回は往路、帰路で立ち寄ったスポットについてお話をさせていただこうと思います。

まずは、ロサンゼルスダウンタウンから約1時間と45分の場所にあるRoy's Motel and Cafeへ!





ロサンゼルスの海やビルや高級住宅街といった賑やかな街並みを越え、フリーウェイ(高速道路)に乗ること數十分。あっという間に何もない荒野が視野全体を占めそのまましばらく進み、到着したのはRoy's Motel and Cafeです!

割と人気の高い観光地なのですが、ここはサンバーナーディーノ郡のアムボーイ(Amboy)にあるルート66沿いのカフェ、モーテル、ガソリンスタンド跡地です。





1938年に開業しましたが、1973年に40号線が開通した影響を受けRoute66沿いにあるこのお店の勢いも衰退してきました。廃墟化が進む中でも、細々と営業を続け映画のロケ地などに使われたりなどということもあります。今では、MotelはやっていませんがカフェとガソリンスタンドはRoute66を旅する方達に人気のスポットです。

私はしばらくMotelの跡地を堪能し、ガソリンスタンドなどを見てからお目当のBagdad Cafeへ。店内に入ると天井がTシャツや国旗で敷き詰められていて中には寄せ書きのあるものも。





穏やかな店主のおじさんとなんてことない話をしながらブラックコーヒーをいただいて次の目的地へ!

お次はエイリアン・フレッシュ・ジャーキー!

名前の通り、そこにはエイリアンたちがたくさんいてジャーキーが売りなスポットです。お店の名前になっているだけあってジャーキーの種類も豊富!







私は、ジャーキー苦手なので買いませんでしたが...なんでそこ行ったんだよっ!って突っ込みたくなりますよね。実は私、エイリアンが大好きなんです。実際UFOも見たことあるし! UFOやエイリアンの話は賛否両論ありますからね! 私は肯定派です!

ここはなにもない場所にある休憩所の役割も果たしていることもあり、風変わりなお土産が豊富でおすすめです!
はい、では次!

ロサンゼルスから行くとラスベガスの手前にあるこちらも有名観光地、セブンマジックマウンテンへ行って参りました〜!

いや〜遠くから見ても鮮やかな岩たち!(笑)
砂漠の中のアート。とても映えていました。どうやってこの岩は積み重なってるの? と疑問に思うほど大きな岩がポップな色に包まれて立っていて写真を取りに立ち寄る方も多くかなりたくさんの方が訪れていました。



こちらの岩たちはニューヨークをベースとして活躍するアーティスト、ウーゴ・ロンディノーネさんの作品で、あとから調べると2016年に一般公開されてから期間限定で展示しているそうです。予定では2021年の12月までの公開だとか。コロナ禍で今は海外旅行に生きづらい状況ですから、一人でも多くの方に見て欲しいですが今は愚作ではありますが私の撮った写真を見ながらこれが砂漠の中にあることを想像して見てください!(笑)

このあと、私はラスベガスへ行き、疲れ果てて即ホテルのベッドへ。翌日は前回投稿したような1日を過ごしました。

そして、ロサンゼルスへの帰路では少し回り道をしてレッドロックキャニオン国立公園へ。



ネオンカラーで包まれたラスベガスの街とは打って変わり、美しい赤い岩が広がる光景や、巨大な岩山が林立する絶景が楽しめる自然公園へやってきました。

実は国立公園と呼ばれる場所に行ったのはこれが初めてで、田舎育ちの私は自然が大好きなもんでとても居心地のいい場所でした。

サンセットを狙って行ったのですが、残念! 途中の道が混んでいてサンセットから少し経過してから到着しました。ですがサンセット後もとても綺麗で旅の締めくくりに最適な場所でした。



私はこの後、また長いロサンゼルスまでの道を爆睡して過ごしました。

では、また次回。


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