
Greenfields I'm in love #37
天国にいるみたい
Contributed by Aya Ueno
Trip / 2021.05.07
#37
日本から遥々会いにきてくれたなぁみんと、パリ留学中のまりかとの女3人バルセロナ旅行記、今日は二日目の続きから。

グエル公園から降りる道。ビートルズのアビーロードみたい?

途中にあるアイス屋さんのアイス、見た目はシンプルだけど相当美味しい!
グエル公園をあとにして、日の入の時間に予約した夜ごはんまで、まだ時間がたっぷりある。お買い物をしたり、アイスを食べにいったりと市内からあちこち寄り道して、レストランの場所へと向かう。

昨日見ていたベルトを買った! この通りに並ぶおしゃれな建物の中でも、ロエベの外見は一際かわいい。

今日のアイスはこちら。

いただきます!

海岸にさす西陽が綺麗で、写真撮影会がはじまった。今日の服は昨日買ったもの。結構気に入っている。

かわいいまりりん。

蛙発見!
ディナーを日の入の時間にした最大の理由は、このレストランの立地にある。ここは、バルセロネータの海岸沿いにあるレストラン。私たちは海から1番近い席をリクエストした。ごはんも勿論すっごくおいしいのだけど(そして、量が半端なく多いのが特徴的!)、視界に広がる海岸の景色はまるで天国みたいだ。

このお店は海鮮が美味しい! ちなみにこのパエリアはなんと1人前。みんなの反対を押し切ってこのサイズにしたのだ。

今日もサングリアをごくごく。
ずっとずっと心がドキドキして、今のこの時間がしばらく続いてほしい! と思った。バルセロナの人は陽気で優しい人が多いなと思うけど、ここのお店の人は特に、フレンドリーで優しい。仲良くなって、一緒に写真を撮ったら、ほっぺにキスをしてきた!
今日も家まで、ウーバーを使わずにテクテク歩く。時々ローラースケートを履いた人が脇をすり抜けるのは、ヨーロッパならではの光景だ。日本でも、通勤や交通手段でローラースケートを使う文化があればいいのに。とかいいつつ、道が狭くてうねうねした都会でこんなスピードで漕いでいるのを想像してみたら、たちまち車にぶつかって危ないな。

ビーチで見かけたカップル、あんまりかわいくて、つい撮ってしまった!

ピザ屋さんの前で。
砂浜で黄昏ているカップルや、ビーチバレーをする人を見ていると、今日もなんだか映画の中に入った気分になる。(私、絵本や映画に紛れ込んだような感覚に陥ることがたまにある)旅行というリミットのある時間の中で、時がゆったり過ぎていく。今は、リミットがあることを知らんぷりしてこの時間の流れに身を任せよう。砂浜に指で文字を書いて、写真を撮ったけど、後日現像したら、薄過ぎてぼんやりとしか写らなかった。

その時、まりかが撮ってくれたお気に入りの写真。

なあみんは犬が大好き。
次の日はカタルーニャ音楽堂の予約が9:30からあったから、いつもより早起きして用意した。これまで2回行ったことがあるけど、ここは本当に綺麗で見どころがたくさんある。狭い通りにあるから、外観を全部写真に写そうと思うと這いつくばらなければならない。(少なくともわたしのiPhone10では)

ホールの天井のステンドグラスはとってもゴージャスだ。
初めてこの音楽堂を訪れた時はちょうど音楽隊がリハをしていて、音楽まで聞けてしまうというとっても貴重な体験をした。2回目は実際にショーを観に行ったのだけど、私としたら、時差ぼけによる睡魔に襲われていた。幸か不幸か、その日行われていたのはものすごい音を鳴らすタップダンスショー。私は眠たくてしょうがないのに、舞台上で踊るダンサーが鳴らす足音(タップダンス)がカンカンうるさくて(失礼)なかなか寝つけず、苦しんだことを覚えている。

私はカタルーニャ音楽堂の中でもバルコニー? がすきだ。柔らかい色のタイルが敷き詰められていてとっても可愛い。

許されたのはたった30分だった。惜しみながらホールを後にする。
そのあとはサグラダファミリアへ、前日では予約ができなかったから、外観だけ見に行ってきた。知っている人も多いだろうけど、ここは未完の傑作といわれていて、まだ工事中。完成するのはガウディの没後100年の2026年を予定されている。本当に完成するのだろうか。建物はいつか完成するべきものだけど、サグラダファミリアがずーっと工事され続けているのも、なんだか建物が生きいてる感じがしていい。

サグラダななみ。
そのあとは初日の夜にも行ったピンチョス屋さんでランチして、家に帰って水着に着替え、毎日通うバルセロネータへ。ロンドンにいたわたしにとって、今年初海! 暖かいところへ行く予定もないし、これが最後になりそうだ。
スペインの海はいつか行ったニースみたいにサラサラで気持ちいい。私は泳げないし、海がちょっと怖いから、浅瀬でぷかぷか浮いて満足して砂浜に退散した。今回のバルセロナは雨こそ降らなかったものの、8月の終わりでだんだん涼しくなっていて、日差しもすこし弱く、あまり焼けなかった。今日はいつもより陽が出ている。小麦肌が好きな私。ロンドンにいてはちっとも焼けない。「今日こそは!」とビーチに寝っ転がって、徹底的に日焼け対策をするまりかを横目に、オイルを塗って天サロする。努力?の甲斐あって少し熱って、夏はこう来なくっちゃ! と嬉しくなった。焼けるたびに、将来シミだらけになるよ! というママの声が蘇るけれど。
明日には飛行機に乗ってロンドンへ帰るから、今日はバルセロナ最後の夜だ。まだまだやり残したことはたくさんある。続きはまた来週!

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Aya Ueno
兵庫県神戸出身、東京在住のWriter/Photographer。学生時代に渡ったイギリス留学を機に、人や、取り巻く空間を魅せる表現に興味を持ち、現在Containerをはじめ、カルチャー、フードメディアにて発信中。
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