ビールとウーバー #39
おしゃれ自転車
Contributed by Kaito Fukui
Trip / 2022.03.14
#39
代官山、本当に自転車がみんなおしゃれ。
朝起きて、まい泉の散歩へ
本当に最近暖かくなった。
近所の神社の苔が、凄く緑深くなって
茶色い土の色も、暖かくなったせいか
ただの気のせいか
どこか、寒い冬の木のような雰囲気から
栄養あるような雰囲気になっている。
公園では、カラスがめちゃくちゃ喧嘩をしている
おじいちゃん、おばあちゃんがアーケードゴルフをしている
遠くで、バードウォッチングをしている
夫婦がこちらに気づく
「おはようございます！」
今日、初めて声を出した
天気が良いせいか、いつもより元気な自分の声に
驚く。
2人はぺこり。
そりゃそうだ、こんな坊主頭のガリガリ小僧が
ど平日のお昼前から何やってるんだ。
と言わんばかりの2人。
ずっと上を見上げているので、何かいるのか聞いてみた
タカ科の鳥の巣を見ているらしい。
巣の中にひな鳥がいるかいないか、ずっと見ているらしい。
うん、わかんない。
公園を後にして、家に帰る
まい泉の足を洗って、ご飯をあげて
昨日の残りの鍋にうどんを入れて温める！
白菜が柔らかくなって、これは…嫌いだ。
と、思った。
あれ、ちょっとまって
ネギさんも？？？
結構、柔らかいじゃない。
この食感。
ダメかも…！
と、言いながらもちゃんと食べて片付けをして
個展会場へ向かう。
着くと、すぐに友達が来た。
嬉しい。
沢山話して、コーヒーを飲む。
また沢山話して、久しぶりに恋話を聞く
ひたすら質問攻め
はじめての彼女の名前
いつ、どこで告白したか
初デートは何をしたのか
どうして別れたのか
振られたのか振ったのか
チューしたのか
「頑張れ！頑張れ！」
と、必死に思い出す友人にエールを送る
うん、うん
くるみちゃん、なつみちゃん、さやちゃん
水族館に映画館、鎌倉って
ベタなやつだな…！
と、2人で笑った。
個展は本当に友達に会えるから
僕はそれが一番嬉しい。
毎日は会いたくないけれど
半年に一回
半年分話し合う友達がいて
幸せだと思った。
今日は、帰りに先輩が会いに来てくれて
2人でビールを飲む！
明日も必死に生きる！
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Kaito Fukui
1997年 東京都出身 幼少期から波と戯れ、サーフィン、スケートボード、恋に青春。 あの時、あの頃の機微を紡ぐように幾層ものレイヤー重ね描き、未来を視る。 美化されたり、湾曲、誇張される記憶を優しく繊細な浮遊感で！
