SEASON 2 #6

ホテルのBreakfast

Contributed by Yuumi Saigusa

Trip / 2021.08.03

25年越しで「NYに住む!」という夢を果たし、理想と現実の生活に日々苦戦しながらも、今まで感じていたNYCのイメージとは違う、新しいNYCで自分の現在地を探すYuumi Saigusaの旅連載!

#6

今回は、隔離中にホテルが用意してくれた朝食のお話。
隔離中は食材を買いにスーパーに行く事は許されていたけれど、時差ぼけと慣れない環境の緊張感からか、日中は部屋でグダッしているか、調べ物をしたりNetflixを見たりしていたから、買い物にはたまに出かける程度で、ある意味贅沢な時間を過ごしていた。

このホテルでは通常はビュッフェスタイルで毎日朝食のサービスがあるみたいなのだけれど、コロナ禍で、金曜日から日曜日のみ一定時間内にロビーで朝食が配られるシステムに切り替わっていた。私はといえば、もちろん1週目は起きられる訳もなく全日アウト。
来週は絶対に食べようと楽しみにしていたけれど、結局金曜、土曜も寝過ごし…とうとうラストチャンスの日になってしまいました。そこで時間は8時に目覚ましをセットして準備完了。自分はそこまでして本当に朝食を食べたいのかと疑問に思いつつも、どちらかといえば「何が食べられるのか」じゃなくて「何が貰えるのか」に興味があった私は、「頑張って起きよう!」と平和な願いを込め、早めに寝る事にしました。

目覚ましが鳴る前に起きた私は、余裕でまだまだ寝られる睡魔と戦いながら一先ず顔を洗い、またベットに戻りウダウダしていたら、あっという間に最終提供時間の10分前になってしまった。ラストチャンスを逃すまいと急いでロビーに降りるとテーブルに白い袋が。でも残り4袋になっていました。“グッドモーニング”と朝食担当の方が素敵な笑顔で挨拶をしてくれたので、私も"グッドモーニング"と交わしつつ、足早に袋が置いてあるテーブルに向かいました。先に朝食を取りに来ていた女性が2袋持っていったので、なんとかギリギリ貰えた私は「あー良かった!」と胸をなで下ろして部屋に戻り、早速袋の中身を確認。



よくある普通のアメリカの朝食でした。サンドウィッチの中身はなんだろう。一口食べてみるとなんか硬い。外側のパンはパサパサだし、なんだろうと思ったら、フランスパンにチーズがのったパンが挟まっていました。なんとも言えない「パサ」と「硬」のコンビネーション。
つまりパンにサンドされていたのはパンだったのです。シェフがメニューに困って、「昨日の余ったフランスパンでも挟んでみるかっ!」って挟んでしまったのか?



何故こんなサンドイッチになってしまったのか色々考えてみたけれど、特に答えは出なくて、「きっとこういうスタイルなのだ」と納得し、貰えただけでもありがたいと結局中身と外側を別々にして美味しくいただきました。

みんなはどうやって食べたのかなぁ。



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