始まりの日②

CIRCULATION #3

始まりの日②

Contributed by ERI

Trip / 2021.06.18

「もしかしたら奄美大島の島んちゅたちは、世界が丸ごと見えているのでは?」とアーティストERIが特別なパワーを感じた奄美大島。彼女がナチュラルでいられるセカンドホーム・奄美をスタート地点に、世界中で暮らす人々の生活の"CIRCULATION"が詰まった新連載!


#3

あらすじ


奄美大島に無事に到着した日、

目的も決めずにヒッチハイクをしていた。

「龍郷町」と書かれたスケッチブックを掲げること3分、

あるハイエースが私たちの目の前に停まった。


やった!!!!!!

という嬉しい気持ちと共に、車のドアを開けてみたら、


真っ黒の年上の男性が4人くらい乗ってる…




え、オワタ ??


〜〜〜




ドアが開いた瞬間、車に乗っている人を見て

開いた口が塞がらない私達は、一瞬立ち尽くした。笑


やばーー、やっちゃったかもしれない。


すると、助手席に座っていたお兄さんが、

「乗りなー!!!」

迷う暇もなく乗り込んだ私達は、緊張の中、初めてのヒッチハイクを成功させたのだ。


車内では早速私たちに質問の嵐が襲い掛かった。

「どっから来たの?」
「なんでヒッチハイクしたの?」

「何歳?」

「学生?」


それに対して私たちも当時若かったもので、

「ヒッチハイクした理由別にないでーーす!!!!」

「奄美初めてきました〜〜!!!」

「学生です〜〜〜!!!」

アホっぽい回答を連発していた。笑


すると、

助手席のお兄さん「お前ら最高だよ!!!!!!!!」

話してみると、怖い人たちではなく、

純粋にヒッチハイクしてるアホな人に興味を持ってくれたみたいだった。笑


その後、車内にいた方も紹介してくれて、お互いに素性を知ることができた。

すごく嬉しかったのは、乗っていた人が全員地元の島んちゅたちだったこと。

しかもあまり行かない空港に行った帰り道にたまたま私たちを見つけてくれて、

たまたま拾ってくれたとのことだった。

偶然のラッキーが重なって、出会ったというわけだ。

助手席のお兄さん りょうへいさん

運転手 ゆうとさん

後部座席 ふみたけさん 猿さん


今後の予定について聞かれた。

りょうへいさん「で、これからどうすんの?どっか行くとこ決めてるの?」

エリ「グリーンヒルってとこでサーフィンのスクール受けるんです!!!!」

りょうへいさん「え、これグリーンヒルの車だよ?」

エリ「え?」

見渡すと、車の座席にグリーンヒルのステッカーが。

りょうへいさん「もうそれキャンセルして、今から俺たちと海行こーぜ!!」


というわけで、奄美に着いて早速海に行くことになった。

今思うと、サーフスクールやってたのが運転手のゆうとさんだったんだよね、笑

すみません、、笑


車を飛ばすこと30分、とある海岸に着いた。

手広海岸

奄美の中で一番有名なサーフポイント。


車を停めて、私達は着替えるように言われた。

と言っても何を着ればいいか分からない。

とりあえずビキニだけ着ておけば間違いないだろう。

そんな私たちを見た彼らは、

「本気でビキニだけでいくの?」

と確認してくれたのに、私達は「いけるっしょ!!!」とか言って

そのまま海へ向かった。



初めての奄美の海。

海がキラキラで、波がゼリーのようにちゅるちゅるだった。

はじめてのサーフィン。

よく分からないけど、昔からやってみたかったことだ。

ワクワクが止まらない。



りょうへいさんたちのボードを借りて海へ入った。

何が何だかよく分からないけど、とりあえずボードの上に乗せられた私達。

アザラシのようにボードにうつ伏せで待つ私達。

波が来るのを待つ彼ら。


ほどよい波がきた!!

と同時に事件は起きた。


りょうへいさんとふみたけさんに同時にボードを後ろから押された私達は、

立てるわけでもなく、

バランスが保てずに、

そのまま岸まで転がり落ちた。


転がった私は、海にいるりょうへいさんたちを見ると、爆笑していた。

いやそりゃ乗れなかったけど、そんな笑う???w

つられて笑っていると、何か違和感が。

ビキニに。

胸元を見ると、

盛大にビキニがはずれて丸出しになっていました。


奄美に来て30分で、全てをさらけ出したタカギ エリ。


これが奄美大島との出会い。



続く。


ポロリ事件現場の手広海岸。




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