Between the waves #30
スペシャルな日々
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2022.05.16
#30
豊かな人生に高価なモノや数えきれないほどの友達は必要ない。
バリに住み始め何度これを心の底から実感したかわからない。
バリでの誕生日の祝い方は決まってグループサーフィン。この日はいつも一緒にサーフィンをする仲間、ベッキーの27歳の誕生日。
透き通った水と岩肌の眺めが美しいバリ南のパンダワビーチでこの日はベッキーのお祝い。
波はすごく小さかったけど、そのお陰でみんなでパーティーウェーブに乗ったり、
みんなのライディングにヒューヒュー言いながら子供のように楽しんだ。
その場に人たちも私たちに巻き込まれ、波を譲ってくれたりバースデーガールが波に乗るとみんなでHappy Brthday to you〜♪と歌い出してくれたり。
外から見るとなんであの人たちこんな小波で楽しそうなんだろうっていう状態だったと思う(笑)。
でもこんなことを大胆に出来る人たちは人生の楽しみ方を知ってる人。
みんな無邪気な笑顔でお腹が痛くなるほど全力で笑って、みんな良い顔してた。
そんな表情を友達の水中フォトグラファーがカメラに収めてくれて、後から見返す時も笑いが止まらなかった。
サーフィンに出会ってなかったら、こんなに素敵な人たちに出会えてなかった、こんな楽しみ方をすることができなかったって考えると少しゾッとするし、さらに有り難みが増す。
サーフィンの後のこの豪華なホットポット(しゃぶしゃぶみたいな料理)は最高に美味しくて、箸が止まらなかった。
バースデーガールのベッキー。彼女がビキニブランドのオーナーということでセクシーすぎるケーキが登場。
いっぱい笑って、いっぱい食べて、いっぱい太陽を浴びてスペシャルな毎日に感謝。
Miki
アーカイブはこちら
Tag
Writer
-
Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。