To Me, Somewhere in the World #85
健康って大事。何度目かの – シンガポール
Contributed by Yoko
Trip / 2023.07.05
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。日本国内の旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。
#85
勘弁してください、地球さん。花粉症、五月病、合間に風邪などを挟む季節の変わり目を越えたら、次は夏バテの季節ですか。ハテ……(健康が一番の取り柄なのに)と思う頻度が高くなってきて年々困っている。厄年は耐えに耐え、でもやっぱり、と泣く泣く11月に厄払いを一応したのだけれどな。そんな厄年も過ぎ去ったのに。
今回一番美味しかった機内食。MXP→SINの朝のおかゆ(笑)。
ここまで弱気になっているのは、この体調の波の下振れが今回の長旅にかぶってしまったからであった。家に帰ってからもゆとりある時間を持たざるを得ない日々が続き、もちろん波が上昇するように回復した時もあったが、またちょっとだけ低空飛行なのである。でも入院よりはマシ。ちょっとばかし本調子じゃなかろうが、外の世界を自由に歩けるのは本当に幸せなのである。
拝啓、全然風邪引かないぜという強者の皆様、いえ有識者の皆様。どうか健康の秘訣を教えてください。
いっぱいお店があったホーカーズ。
チキンライスじゃ〜!!
話がそれました。さて今回のヨーロッパPerfume旅のラストは、シンガポールで15時間のトランジット。この頃はだいぶ体力回復モード。しかしシンガポールにおいては「TWGアフヌンしたい」しか言わない女は、一緒に旅する女神(可愛い・優しい・大好きです・以下略)の素晴らしいアイディアで、まずはホーカーズの名物チキンライス店へ行くことに。その前に「トランジットと言えど少しくらい現金を両替せねば問題」が発生したのだが、街中でビルをかけずりまわっても場所がわからず苦労した。
すでに汗をかいた状態でホーカーズへ向うと、そこだけ大行列なお店が目的地。何てことないシンプルなチキンライス(5シンガポールドル)は、ライスの味が何とも言えない美味しさだった。近くのジュース屋さんでフレッシュジュースも購入。相席になったおじさんが優しかった。
アフヌン!!
オーチャードに向かい、髙島屋あたりを散策。その後はマッサージ(ネイチャーアイランド)を受けてからアフヌンすることに。TWGは大人気だったので、一つ上のフロアのよさげなカフェ・Violet oonに入った。小さなスコーンが激カワ。たっぷりのティーも美味しくてよかった。もう最後の夜か(機内泊)……など、しみじみセンチメンタルでそのまま空港へ向かってもよかったが、シンガポールと言えばマーライオン。マーライオンと言えばシンガポール。何回も来ている国とはいえ、一応拝んでおこうということに。
本日も元気そうで何よりです。
天気がよい。
熱帯・万歳!いや熱帯には住めないわ(真顔)、という気温のなか、外に出ることを選択してマーライオンのもとへ。やっぱりここに来ると、マリーナベイサンズにまた泊まりたくなる。コロナ前は1泊3万円くらいだった気がするが、今はそんなもんじゃないらしい。地震がきたらどうなるんだこのビル、と中に入るたび簡単に青ざめるホテルだが、一度泊まるとまた泊まりたくなるホテルではある。また行きたいな。誰か〜!
紙コップみたいな器で出てきてびっくりした一風堂。
ラウンジでラスト乾杯。
まとめると、こんな感じの15時間。空港で荷物を預ける→電車でホーカーズへ→チキンライスのランチ→オーチャードで買い物→マッサージ→アフタヌーンティー→マーライオン見る→空港で買い物→一風堂でラーメン(笑)→荷物を引き取る→ラウンジでゆっくり→あっという間に搭乗時間。
ハブ空港にしては思ったより市内が遠いなと思ったけれど、振り返ればこんなに盛りだくさんなトランジットに。そして4つもターミナルがあるチャンギ空港、バラエティ豊かな空港内はもちろん、プライオリティパスがあればなお無敵でした。暑いけど……東南アジア大好き。また行きたいな。それまでに健康とお金の貯金をしなければ。
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Yoko
長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。