観光ルートはいつも同じ

To Me, Somewhere in the World #123

観光ルートはいつも同じ

Contributed by Yoko

Trip / 2024.04.03

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#123


ありがたいことに、離れた土地から友達が訪ねてきてくれる機会が少なくない。しかしその度に「いったいどこへ連れていけばいいんだ」と思うことがしばしば。買い物やお茶する場所なら「ここに連れていきたい」「ここにも連れていきたい」と時間が足りないほどなのだが、その土地ならではの場所、観光、という観点ではなかなか。

長野に限らず、北海道でも関東でも割と都市部に住んでいたので、しばしば「観光どこに連れていけばいいんだ問題」が発生したのであった。一番気持ちが楽だったのは神奈川の葉山に住んでいたときで、とりあえず「海を観に行こう」でよかった気がする(笑)。


初夏の森戸海岸。


さておき、長野に住んでからも度々こういう機会が発生している。最近の定番は長野市から戸隠、場合によっては小布施を経由して善光寺に戻り、買い物などを楽しむルート。または長野市だけをうろうろするルート。または善光寺もそこそこに松本へ向かうルート。南信側から来る人とは、諏訪あたりで合流することもある。




戸隠にて。


今回は(3月なかば)東京から日帰りで来てくれたフッ軽な友達と、長野市でカーシェアを借りて、そのまま戸隠へ。「長野市の天気」の天候が悪いときはおおよそ山側の話、というくらい山側と街の天気は全然違うというが、こうも違うかと思うくらいの積雪で驚いた。建物を見上げれば立派なつらら。落ちたらどうするんだと恐れるくらい、なかなか重たそう。そういえば、教習以外で初めて雪道を走った。まだ車道に雪が残っているほどとは思わなかったので想定外……。


うずら家で、そばがきを。


戸隠定番の蕎麦屋の行列も冬は短く、それでも寒さの洗礼は受けながら入店(30分待ち)。蕎麦だけではなく天ぷらや店自慢のそばがきまでたっぷりいただき、満腹……? となっているところに、隣のテーブルでは10人くらいの若者学生たちが蕎麦やら天ぷらやらをそれぞれにおかわりしまくっていて気持ちよかった。スキー旅なのか、スポーツの合間で圧倒的な食欲、素晴らしすぎる、と他意なく気にしてしまった。お店の人も嬉しそうに配膳していたし。あれだけ食べてくれたら嬉しいだろうな。


えんとつで、モンブランを。


小布施に寄り、定番の巨大モンブランをいただく。巨大さに合わせたたっぷりの紅茶が染みる。長野市に戻って善光寺へ。


長野3年目、初めて見た自販機。


間に買い物を挟みつつ、街を散策したら、最後に夜ご飯。お店の人と気軽に話せるぐらいの「いつも」のお店に、友達を連れていけるのは嬉しい。旅の話をああだこうだして、駅でお別れ。この日は結局一日遊び倒したはずなのに、時が過ぎるのは一瞬過ぎて驚いた。気づいたら夜だった。時間的スキマがなく温泉は入れなかったので、ぜひ次回。


メニューにあるパスタじゃなくてお米が良いというわがままで完成した夜ご飯。





アーカイブはこちら

Tag

Writer

  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。