思い立ったらすぐ移動 -サルデーニャ旅中盤-

Mamma mia! #74

思い立ったらすぐ移動 -サルデーニャ旅中盤-

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2021.09.21

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。旅も中盤に差し掛かったところで、急遽拠点を移すことに。やっぱり色んなものを見て、色んなことを感じたい。いざ、次の場所へ。

#74

サルデーニャ島滞在6日目。
私とAKIはバスに乗っていた。

意外にも時間通りにぴったり来るバスにびっくり!



今日から3日間、中心地のカリアリから北東の方向へ少し上った場所にあるホテルで過ごすことにしたのだ。
朝、目が覚めて、なんとなくどこかへ移動するのもいいなーなんて思っていたら、AKIも賛同してくれたので、朝から二人でホテルを探すことに。でも、思いつきで移動を決めたものだから、良さそうな候補が2つしか見つからず。結局、立地条件とスイミングプールが決め手になってシティから少し離れたホテルへ移動すること。
たまには気分や成り行きで泊まる場所を変えるのもあり(笑)。

と言うことで、ホテルのチェックインに合わせて移動して、夕方からスイミングプールでゆっくりすることに。移動の最中から今日はどこへも行かずまったり過ごす! と決めていたのだ。

サルデーニャではプールを好む人がいないので、残念ながらホテルのスイミングプールは充実していない。



すっかりテラコッタ肌。



ホテル内のスイミングプールに来ると、移動しなくていいという心地よさで、ついまったりしてしまう。本当にこの日は外に出たくないレイジーな日で、夕食もホテルの向かいにあるピッゼリアでテイクアウトした。サルデーニャまで来ているけど、たまにはこんな日があってもいい!

そして1日まったりしたので翌日はアクティブに動きたくてうずうずしていた、らしい(笑)。
となったら迷わずビーチへ行くしかない!
今回は、ALFREDOが岸壁で囲まれた湾になったPunta Molentisビーチへ連れて行ってくれた。

パラソルの下で程よく日焼けしたり、
岩が連なった危なっかしい道をぐいぐいと進んでビーチの裏側へ行ってみたり、

たどり着いた丘の上から美しいビーチを眺めて見たり、



ボートをレンタルして沖へ行ってみたり、



ボートから飛び込んでプカプカ浮かんでみたり、



とにかく、はしゃぎすぎた。夕食を済ませてホテルに着くと疲労困憊だった。

8日目。
街歩きをしてなかったので、買い物も兼ねてシティへ。
カリアリの街並みってこんな感じ。



至るところに描かれたグラフィティがイタリアらしい。



立ち寄ったカフェのフォンダショコラ!? 感動的な美味しさだったからもう一回食べたい♡



ぬいぐるみと一緒にアペしたり、食事したりできる謎のバール。



アペはハーバーにある開放的なレストランで。



観光客で溢れかえるカリアリの夜。



結局、街歩きやアペしているうちに夜になったので、バールで飲み直すことに。
私とAKIが選ぶバールは、心地よい音楽が流れていたり、落ち着いた雰囲気だったりするんだけど、二人ともいつもローカル色強めなバールを選びがち。そして、今宵たどり着いたのが、先ほどまでアペをしていたロマンティックなハーバーのレストランとは打って変わって、いかにも怪しげな雰囲気のバール。

やる気はないけど、最高に笑顔がチャーミングな店員のいるバールで飲み直し。



結局、2軒目、3軒目、と飲みすぎてしまい、気づくと朝方になっていた。

カリアリの夜は長い!バールとジェラート屋さんはかなり遅くまで開いている。



バーホッピング中に、広場で出会ったワンコと戯れるAKI。すでに二人ともほろ酔いで楽しいとき。



結局、ホテルに戻ってきたのは朝4時。

そして、翌日はチェックアウトをして別のホテルへ移動しないといけないという大きなミッションが待っていた。

眠さと二日酔いを残しながらも、無事にチェックアウト完了。
でも、二日酔いのあまりバスでの移動を諦め、ホテルマンにタクシーを呼んでもらった(笑)。

絶賛二日酔いのため、バスでの移動は絶対ムリ!!! タクシーで次のホテルへ向かうことに。二人とも最高に眠い時。



次回は旅の終盤戦!


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