CIRCULATION #15
なんでもない日
Contributed by ERI
Trip / 2021.12.10
#15
次の日。
夜中まで続いたミーマンでの宴会を終えて、
結局寝たのは朝の4時。
でも、やっと奄美に帰ってこれたんだから、
「今日も早起きしよう!」と思い、
8時には起きた。
頑張った方だと思う…。
旅の最初の方って、気合いが違うから、ちゃんと起きられるよね。
(後半になってくると起きられない)
今日は、グリーンヒルのサーフスクールの引率を(?)する予定だ。
ユウトさんに連れられて、とあるポイントにお客さんと向かった。
そこは、波は穏やかで、天気も晴れていて、最高に透き通っていた。
早速、海に入ると、、
ん?!
なんか波がボヨンボヨンしている感じ…。
すごく乗りづらい!笑
その理由は、バックウォッシュ。
バックウォッシュとは、沖から来た波が陸地で崩れた衝撃で、
沖に向かっていく波のこと。
つまり、陸側からくる波、って感じかな。
そこのポイントには堤防があった。
だからそれに跳ね返ってバックウォッシュが発生していた。
なんとかテイクオフするも、ボヨーンっと跳ね返されては板から落ちる、、
という無限ループをしていた(笑)。
サーフィンというよりかは、ただの筋トレ(笑)。
でも、朝から海に入れて幸せです。
すっかりお昼になって、日に焼けてヘトヘト。
家に帰ると、クレアはまだ寝てた。
「おーい、もうお昼だよ〜」
クレアを起こしてみたけれど、
マモモを撫でながら寝落ちしてしまった。
1時間くらい寝た後、
もう一度歩いて手広海岸に向かった。
そしたら、いつものみんながベンチに座ってた。
話してたらいつの間にか日が暮れて、
1日が終わろうとしていた。
今日もなんでもない日。
なんでもないようなことが、幸せなんだと思う。
これ、本当だ。
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ERI
藤沢生まれ、横浜育ち。物心ついた頃には、絵の具で遊んでいた。アーティスト活動のため脱サラ。モノにあふれる現代に疑問を持ち、着飾らない自然体でいるスタイルの美しさを表現している。好きなものは、サーフィンとみかん。