マーケットへ。

Own Beautiful Adventure in AUS #2

マーケットへ。

Contributed by Nachos

Trip / 2020.03.26

世界中の国々をサーフトリップしながら、女性にフィーチャーした"saltybabe photo"を撮り続けている、フォトグラファーNachosさんの旅連載「Own Beautiful Adventure」。シリーズ第4弾は、オーストラリアでの旅の模様をお届けします!

#2

ん? どこだ…?
車の中から外を見回す私たち。

今朝は昨日の疲れを少し引きずりながら早起きをして(みんな少し寝坊だったけれど 笑)オーガニック野菜やフルーツなど食材調達を求めてファーマーズマーケットへゴーした私たち。

バイロンから20分ほど車を走らせバンガローという街に入る。
ファーマーズマーケット会場の近くに行くも、車はあまり止まっていないし人もいない。
いや、なんならマーケットをやっている雰囲気もない。
ちょうど近くに歩いている人に声をかけてみる。

「あ〜今日はやっていないんだよ」

「・・・・」

どうやら曜日が違ったらしい。(笑)
こういうのも旅の楽しい思い出として心の引き出しにしまっておこう。と気を取り直して、近くのカフェへ。



お気に入りのカフェ。
木を基調としたシンプルな造りの可愛いお店。レンガの床にサボテンなんかもアクセントになっちゃたりしてテンションが上がる。
お店の雰囲気も素敵だった。そこにいる人たちもみんなそれぞれ温もり溢れる時間を楽しんでいる様子で素敵。

自然に囲まれ心地よい風を感じながら美味しいコーヒーを飲んだ。みんな顔を合わせれば笑顔で挨拶をしてくれて余計に心が清々しくなるのを感じた。
まさにスローライフの街。



ここでゆっくりしたい気持ちもあるけれど気持ちを切り替え、また別のファーマーズマーケットに向かう。
お昼前11時くらいにはお店がしまってしまうので朝早く行くのがおすすめ。
寝坊はしたけれど早起きしてよかった! やっぱり早起きは三文の徳っていうだけあるね。


と言う事で別のマーケットに到着して早速オーガニックファームで採れた新鮮な食材をゲット。
あれこれ迷っちゃうけどみてるだけで楽しくて買い物に夢中になってしまった。結果、美味しそうな野菜たちが並んでいるお店の写真を取り忘れてしまった…。(泣)
私たちは少し時間が遅かったので、もう売り切れているものもあったけれどそれでも楽しめた。





マーケットの真ん中では、バンドが演奏中。そしてその音楽に合わせて踊る人たちもちらほら。
お母さんやお父さんは赤ちゃんを抱っこしながらダンシング。
さすがスローライフの街……素敵すぎるじゃないか!



マーケット内には簡易的なパラソルにイスやテーブルがあり、購入したものを食べることができる。

「私たちもパイを買って食べようよ」
「いいねぇ」

パイを買いパラソルの元に行くと偶然にも素敵お姉さまが座っていて笑顔でオムレツとブレッドを食べていた。

「おはようございますー!」
「あら、おはよう! ナチョちゃん達も食べる?」

とオムレツを少しもらったんだけどこれがすっごく美味しくてびっくり。
何やらその場で作ってくれるお店があるらしい。
これは見落としていた…次はオムレツを食べよう。と食いしん坊の私は心の中で思うのであった。



本当はたくさん買いたかったひまわり。
やっぱりお花も人気で、私が行った時にはもうほとんど残っていなかった。
花束持って、ファーマーズマーケットを後にするあのシーンをやってみたかったのにな。(笑)



夜は、マーケットで買った生パスタと新鮮な野菜たちでマリネを作って
ビールで乾杯! ご機嫌な夜を満喫した。
(なんとなく作ったこの野菜のマリネ。これにハマり、このあと何度作ったことか…)


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