言語的ハードルが高いトウキョウ、isソウル

To Me, Somewhere in the World #103

言語的ハードルが高いトウキョウ、isソウル

Contributed by Yoko

Trip / 2023.11.15

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#103


久しぶりにソウルへ。春頃に行く予定だったのだが直前で行けなくなってしまい(友人のお供、本当に行きたかった)、念願の再訪。とはいえその時とは違って一人なので、気楽なもので。と言いつつ、何だかんだオリーブヤングで色々買いたいし、肌課金もしたいし……と調べまくっていたら行きたいところがどんどん増えて、2泊3日の観光ナシ旅でもギュッとなった。10年更新のピカピカパスポート、最初のスタンプ(シールだったけど)は韓国に。




南大門野菜ホットク。


ソウルはいつも寒い。そして行くたびに東京のあれこれと似ているなと思う。台湾でも日本らしさをそこかしこで感じたが、観光をしないソウルは本当にただの言語的ハードルがちょっと高い東京だった。文字は何て書いてあるかわからない、文化的にも多少の違いがあるけれど、ちょっと買い物したり自分にお金かけたりしたい時に行きたくなるような街であるところは似ている。


江南のキンパ屋さん。


今回はいろんなご飯屋さんにも入ってみたけれど、初日に行った、いつかピンしていた江南のキンパ屋さんは本当にドキドキした。行ってみたらザ・街のご飯屋さんみたいなところで、入るのがためらわれて。諦めようかと思って通りを一周してみたけれど、他の候補もなかったので結局入ることにした。もちろん日本語メニューはなく、ちょっと無言の時間が流れたけれど、アプリに頼ってチーズキンパを注文したら、2人分くらいの量が出てきてびっくり。でもどのテーブルのすらっとしたお姉さんも同じ量を食べていたから、「これくらいの量もありか」と郷に従ってみた。美味しかった。お腹パンパンだったけど。


リニューアルしたばかりの巨大オリーブヤング。



大好きな弘大のミントハイム。


江南を歩き、聖水から東大門へ、明洞、弘大、ソウル駅周辺などをウロウロ。宿は永登浦。行ったことがあるところも初見のところも歩けて面白かった。キラキラした街も、問屋街も、観光客たっぷりの街も、いろいろあって。オリーブヤングでは本当にこんなに買ったことないってくらい買って、大満足。その場で税金分を返してもらえる手続きも初体験で、すごく便利だなと思った。日本への帰りも、ソウル駅で事前にチェックインと出国審査を受けたら仁川空港での手続きが簡単になるシステムを使ってみた。日本にはないシステムだからユニークだし、簡単で便利。あー、観光客っぽい。


戦利品の一部。


韓国には毎月訪れる亡者も多くいるらしい。そういう旅も楽しいだろうな。とりあえずまたソウルに行きたくなっていて、スカイスキャナーとにらめっこする日々。次の出国は来月かな。



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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。