おとなの修学旅行 – 台南

To Me, Somewhere in the World #107

おとなの修学旅行 – 台南

Contributed by Yoko

Trip / 2023.12.13

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#107


コロナ禍で人とのつながりに心底飢えていたとき、次々と入ったオンラインサロンはどれもやめてしまったが、唯一コロナ前から入っていたサロンのつながりだけは今もある。

しっかり仕事をしながら、週末などの休みは旅に全力投球する大人たちのオンラインサロンに入って4年弱。かつては毎年開催していたというサロンツアーに、今回は初めて参加してきた。目的地は台湾の台南。土日の1泊の食い倒れ行程だけ決めてあって、現地集合&現地解散、抜け&復帰自由という最高すぎる2日間だった。


台北駅にて。



高鉄台南駅にて。


私は木夜に台北に入り、金曜に参加するほかの友人と合流。台北を1日ぶらぶらして、土曜日の朝に3人で台南へ向かった。自由席の混み具合まで、新幹線が日本のそれとそっくりでびっくり。台南駅についたら目の前に立派な三井アウトレットパークがあって、これまたびっくり(笑)。


度小月擔仔麵。


台南駅で10人くらいと合流。早速なかなか来ない電車のおかげで予定がずれ込んだけれど、おかげでこの時点で「はじめまして」ができた。オンラインで顔を合わせている人もいない人も、半分くらいはこの日が初対面。お昼を食べる頃には団体ご一行様よろしく、団結感が出ちゃうのだから、同じもの(旅)が好きって本当にすごい。美味しい麺が一食目。


同記安平豆花。



小豪洲沙茶爐。


各自チェックインがあるので適宜抜け&合流しながら次の目的地へ。赤い建造物を見た後に食べたトウファが台南では一番美味しかった。レモン味、印象的だったな。カフェに挟まれ、マッサージを挟んで、予約済みの夜ごはんでは大宴会。20人くらいいたような。隣のテーブルのビールの消費量がすごくてびっくりしたけれど、気づけばこちらもこちらでしっかり飲んでいた(笑)。


花園夜市。日本語が至るところにちらり。


大混雑の夜市まで参加して、眠さピークだったので自分は抜け。そのあとバーをハシゴしたメンバーもいて、タフさに驚き。




徐媽媽早點。


2日目の朝はもう日本へ帰っているメンバーもいつつ、朝イチから何食目かの朝ごはん。自分はタイムラインにスタンプで反応だけして、胃を休めるために宿でぬくぬく。


365hostel.


そういえば宿のドミトリーが3段ベッドで心底驚いた。しかもハシゴがない3段目(天井近く)もあったのだけれど、あれはどうやって登るんだろう(笑)。

宿から出て合流して、Uberで少し海沿いの地域へ。少しだけ観光して、自分は1食目・リーダーは3食目の朝ごはんは、本当にローカルな場所だったようで、来たことを地元の人に褒められた。仕切っているおばちゃんが優しかったし、ごはんはもちろん美味しかった。






上海好味道小籠湯包で豪遊!


おしゃ百貨店で買い物して、ランチ会場へ。こちらも大宴会。フードファイトよろしく、1週間分くらいの食事をしたんじゃないかっていうくらいたらふく食べた。小籠包、餃子、麺、台湾の味付けが好みの野菜。いやー、美味しかった。楽しかった。ビールもかなり飲んだ。台湾はビールが飲みやすすぎて困る。


林百貨店。


最後にお茶をテイクアウトして、ツアーとしてはここで解散。入れ替わり立ち替わりいろんな人と話して、初めましての人もいたはずなのに終わってみれば連帯感がすごかったし、とにかく楽しかった。

旅の頻度的にどうしても一人旅が多くなるのだけれど、ここまで団体で旅すると別れが寂しすぎる。現に今一人で台湾にいてちょっと寂しい。そういえば、早く帰りたい気持ち、アメリカのグランドサークルで団体ツアーに参加したときも感じたな。あの時の夫婦とご家族たち、みんな元気かな〜。


安平老街にて。


今度からツアーのあとには予定を入れず、早く帰ろうと思う(笑)。寂しい折には日本との電話に癒されるなど。どこにいても海を越えてすぐに連絡がとれる、良い時代だ。さて台北、ツアーで台南、ツアー後に台中と訪れ、1週間の台湾旅はこれにて終了。出会った台湾の人たちはみんな優しかった。新竹リベンジにまた来たい。



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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。