Hola Barca! #53

行き当たりばったりバルセロナ奮闘記

バルセロナが教えてくれたこと

Contributed by Miyu Fukada

Trip / 2021.01.27

逗子からバルセロナに活動の拠点を移し、現地での生活に奮闘する写真家Miyu Fukadaさん。彼女の行き当たりばったりで、面白さ溢れる新鮮な日々の様子をお届け!

#53

今回はちょっと真面目に。


日本に住んでいると「不自由」に感じる基準がかなり低い。
それだけ生活水準が高いだからだろう。
でも、私の中では生活水準が高い=良い暮らしではないと思っている。

毎年訪れていた日本とはまったく違う生活環境のインドネシア。
一般的には「発展途上国」のくくりになるんだろうけど、「途上」を感じたことがほぼない。

確かに水シャワーしかなかったり、水洗トイレじゃなかったり、日本では当たり前のことが当たり前でない環境なのは確かだけど、それ以上に自分たちで無いものを知恵と目の前にあるものを使って創造することが楽しいのだ。

バルセロナに来てから、思った以上にそんな場面に遭遇している。

コロナでレストランが閉まっていて、週末に飲みに遊びに行ったりすることがほぼ無くなったここ数ヶ月では、
友達と会う為にホームパーティーを企画したり、何かのきっかけを考えたりして、特に不自由に感じることは無い。

そして、一番クリエイティブになったのは料理。

先週末友人と久しぶりに市場に行ったら、タラのたまごが売っていた。

「あ、これタラコか!」
「明太子パスタ食べたいねー!」

なんて話になり、試しに自家製明太子を作ってみることにした。


塩漬け段階の明太子。添加物無しなので見た目はちょっとヤバめ。

日本だったら絶対にしなかった。

他のヨーロッパ諸国に比べて、日本食に必要な調味料も比較的そこまで高すぎず揃うここバルセロナだけど、
日本にいないと食べられない「味」は結構ある。

目の前が不自由なおかげで、自分の知恵比べ、アイデア力、閃き力を鍛えられる絶好のチャンスを楽しめるかが、毎日の生活を大きく変えていくんだと実感しっぱなしのバルセロナ生活。


人生で初めて訪れ、いま住んでいるバルセロナで、コロナを経験しいろんな事が重なり
はたからみたら、「せっかくバルセロナに来たのに/行ったのに可哀想。大変でしょ〜?」
って何人もの人に言われたけど、
私にはここしかない。今の目の前にあることに向き合うことしかできないから
「あれがもしこうだったらこうだったのかも」とか考える隙間がないのだ。

いま、私がここバルセロナにいる意味がすぐにわからないとしても、5年後10年後に
ふと思い返して、なるほどー! とわかる日が来るんだろう。

楽しみでしかない。


タケノコとブロッコリー ガーリックソース


自家製ワンタンときくらげのたまごスープ。


アパートのドアを開けた向かいの部屋に住む、ルームメートの彼氏が作ってくれたスペイン定番のタコ。


毎日言葉を失う夕焼け。


前の家の一階にあるカフェ。ランチはmenu del dia (日本で言う日替わり定食的な)があり、地元のおじいちゃんが来るということは味が保証されている。


日曜はサーフィン。しょうもない波なのに激混みで、5秒も続かない波を大声で叫び自分のモノだと主張するおじさんがちらほら。湘南と変わらない海の中の雰囲気。笑 私はそんなのは無視して暖かい太陽をしっかり浴び、幸せを感じる。


お友達のけんさんのポップアップへ。カツサンドと、海老のかき揚げサンドが美味しかった。これは日曜日の話。

毎朝5時起きのシフトからやっと解放されて今週から7時からの勤務に。

猫を二匹飼っているもう一人のルームメートは、まだスペインの南の方へ猫を連れて行っていて、
ちょっと寂しい。

でもおそらく私は猫アレルギーで、猫たちがいる朝は起きると鼻が詰まってる。いないとくしゃみもない。笑

今週末は、唐揚げパーティーとカルソッツ(ネギ)パーティー。

食べてばっかり! 

ではまた来週!


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