インドネシアの虹の色 #1
メラメラと燃えるMERAH
Contributed by Miyu Fukada
Trip / 2019.11.06
1/7 「メラメラと燃えるMERAH」 (Red)
インドネシア語で赤は「メラ」と言う。
インドネシアの食卓に欠かせない唐辛子の色。
唐辛子を使ったサンバルという汗も滴るソースはもちろん赤。
ワルンと呼ばれるご飯屋さんや屋台の食器は大体が食欲をそそる赤。
暑い日に飲みたいスマンガ(スイカ)のジュースも赤。
市場にいるイブイブ(おばさんの愛称)の服も赤。
赤を見ない日はないほど欠かすことのできない、まさにインドネシアの「血」なのだ。


























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”インドネシアの虹の色”を連載中の写真家Miyu Fukada氏による写真展をContainer Graphic Galleryにて開催します!
12月12日(木)にはFukada氏を迎え、トークイベントを開催予定です。Ibu ibuの写真をモチーフに、日本でも注目され始めたのグラフィックアーティストRyan AdyとコラボしたロンTも限定発売されます。
Photo Exhibition “Pelangi The Rainbow with ibu ibu” BY Miyu Fukada
2019 12.12 THU – 14 SAT
(12.12 THU,13 FRI 17:00-21:00/12.14 SAT 11:00-19:00)
*talk show 12.12 THU 19:00-20:00
Miyu’s Comment
「ibu ibu」<イブイブ>ibuはインドネシア語でお母さん、ibu ibuと2つ繋げると親しみを込めた(おばちゃん)という愛称に。女性が圧倒的に多いインドネシアの市場には色鮮やかな野菜に、色とりどりのバティック[インドネシアの伝統的な布]に身をまとったイブイブ達。毎日同じ場所で同じものを売っている彼女達なしには成りたたないインドネシアの生活。日の出前からおばちゃん達の活気と色に溢れています。いつもいるのに、その日見かけないおばちゃんがいるとちょっと心配になったり。夢や目標を追いかけすぎて目の前の幸せを忘れかけていた私に、なんでもないことも大切なんだ。と気づかせてくれた場所。市場にかかるインドネシア色の虹を是非見にきてください。
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Miyu Fukada
横浜生まれ、バルセロナ在住。NYへ留学中、ガラクタ市でみつけた10$のフィルムカメラで写真を 撮り始める。写真、雑誌でのコラム執筆、モデル、コーディネーター、通訳/翻訳など多岐に渡って活動中。








































































































































