心惹かれる場所に行ってみたら

FIND YOUR OWN #4

心惹かれる場所に行ってみたら

Contributed by KYOKO

Trip / 2023.10.02

『旅先はいつでもビーチタウン』
2022年の年末、ニュージーランドからすべてがはじまった。暮らすように旅をするKYOKOさんが教えてくれる、「無期限無計画旅」のススメ。


#4


タウンに戻ってきた。

ボランティア期間中、solscapeに無料で泊まっていいよ! と言われたのだけど、キャンプサイト(つまりテント道具などが必要)だったのとタウンのバックパッカーを予約していたのでわたしは数日間タウンから通う事にした。

通うといっても、バスもなければ車も持っていない。つまり、そう! ヒッチハイクをする!


人生初のヒッチハイクはタスマニア。
オーストラリアワーホリ時代に友達と道端で👍🏼ポーズ


ニュージーランド(特にラグラン)はヒッチハイクが簡単にできるらしい。そして、1人でヒッチハイクをすることは、挑戦してみたかったことの1つ! もちろん、気をつけることは十分承知です。

ヒッチハイクをする上で、『立つ/待つ場所』ってとても重要だと思う! 拾ってあげたいのにそこじゃ止まれない〜とか、乗せてあげたいけど行く方向が違う〜って事が多い。

・スペースが広く車が停まりやすい場所に立つ
・行きたい方向の道に立つ

この2つはヒッチハイクをする上で気をつけるべし。


コインランドリーの待ち時間に隣のカフェで朝ごはん。



街の中心にあるコインランドリーで旅中の洗濯物を一気に終わらせる!


さぁ、ヒッチハイクスタート。
ラグランのタウンからsolscapeまでは、ラッキーな事に1本道で、この道を使う人はだいたいsolscapeを通過する。いい感じのスポットを見つけて、手を上げて待つ👍🏼そうしたらビックリ! 30秒もしない間に止まってくれた。
いかにもkiwiって感じのダンディーなパパと後部座席には、そのメイトと子供が2人乗っていた。

*kiwi(キウィ) = ニュージーランド人の愛称
*メイト(mate) = ニュージーランド&オーストラリアではよく使う単語!友達などの愛称。

スーパーkiwi訛りの英語!! 何を言っているのか理解するのが大変だったけど、感謝の気持ちと行きたい場所を伝えた。助手席に乗せてもらい10分少々で到着。初めましての約10分間の会話はなかなか面白いし、英語の勉強になる。


着々とフェスティバルの準備が進められていた。


無事にsolscapeに到着。
前日に一緒にボランティアとして活動する約20人くらい? とミーティングをして、そこで役割分担やタイムスケジュールなどを確認した。
わたしは基本的に14-18時の4時間、キッチンでピザを作るマルガリの助っ人。


キッチンからの眺め。海が見渡されるなんて贅沢!



フェスティバルは3日間。


わたしがお手伝いするのはオープニングセレモニーと片付けを含めて4日間。
その期間はお昼ご飯、そしてフェスティバルを無料で楽しめるという特典付き。


フェスティバル前日まで雨が続いたと思えないほど、お天気に恵まれた!



ピザ釜でピザを焼く、マルガリのお手伝い。


ボランティアをしている人は国籍、バックグラウンド、とにかく別々かつ個性的。
ニュージーランド出身の子、ワーホリ中の子、旅中の子とさまざま。

そんな中、オーストラリア人とフランス人のカップルと仲良くなった。
オーストラリアのどこ出身? と聞くと、『マーガレットリバーよ!』と言われた。
わたしの大好きな西オーストラリアだ! しかも2人は『コーラルベイ』(これまた大好きな西オーストラリアの場所)で出会ったらしい。


マーガレットリバーのビーチでガールズトーク。ワーホリ中もいつもビーチタウンを選んでたなぁ。


こうゆうのにすぐ運命を感じるわたし。笑
オーストラリアのワーホリ中は色んな場所に行ったけど、その中でも西オーストラリアが1番大好きな場所かつ思い出がある。なんたって海が素晴らしいのだ!!!




コーラルベイの海はオーストラリア内でも1、2番に綺麗だった。


「オーストラリアに来たらぜひマーガレットリバーでハングアウトしよう!」と言ってくれた。
パートナーの彼はフランスのパリ出身。
わたしにもワーホリ中、フランス人の彼がいて彼もパリ出身だったけな〜、なんて過去の記憶が蘇ったりなんかした。

初日はそんな彼女たちがタウンまで車で送ってくれた。
ちょうどゴールデンタイムの帰り道の車内で『how lucky we are!』と呟くGen(彼女)
こんな景色が見れて、こんな素敵な場所に居られるなんて私たちは幸せ者だよね! って。


ゴールデンタイムの帰り道はいつもより一層美しかった。



幸せだな〜と海を眺めながら車内で浸る。


4日間毎日ヒッチハイクをしたけど、困る事なく色んな人が助けてくれた。道端で初めて出会った見知らぬ私を快く車に乗せてくれた人、ちゃんとタウンまで帰れるか気遣ってくれたボランティアスタッフ。


みんな人目を気にせずに、自由にありのまま『今』を楽しんでいた。



ゾーンごとに分かれていて、ここでは音楽に合わせてみんな思いのままにFLOWしていた。



タロット占いやワークショップなども。予約が取れないほど大人気であった。



仕事終わり本を読むわたしの横でお昼寝をする人。自由でのどか。


わたしがちょうど読んでいた旅の相棒ちゃん。
その1冊が、四角大輔さんの『やらなくていいことリスト』
そしてこの写真は本の最後のページ。



『心が満たされる、居心地の良い場所を見つけたい』
と日本を飛び出してきたわたしにとって、かなり突き刺さる一文であった。

" 理想を追い続け、あなたらしくいられる居場所さえ見つければもう大丈夫。"

理想を追い続ければいいんだ。
わたしの理想ってなんだろう? とヒントをくれた本。
これはかなり大きいヒントであった。

ここに導いてくれたのも、
四角大輔さんの『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』という本のおかげ。その本の中にsolscapeの写真が載っていて、ここに行きたい! と思ったんだ。


その景色を見ながら本を読み終えた。


いろんな出来事や出会いが繋がっている。
自分の心に正直に従っていたら、色々と導いてくれる気がした。ラグランに来てまだ数日だけど、人からも土地からも良いインスピレーションやバイブスを貰っているな〜。

今日もまたこの街が大好きになった!


ウーフのオーナーにメッセージを送って数日経っていたが、1件返信が来ていた。
Bay of islandのファミリー。
電話で話したところ、良さそうだったので2月の初め(2週間後)に行きたいと伝え、そのまま決まった。2週間後にした理由は、なんとなくまだラグランに居たかったから。でもどうやって残ろうか、その方法も考えてはいない。


4日間のフェスティバルも終わり、タウンのバックパッカーのチェックアウトも近づく。次はどうしようと思っていたら、もう1通返信がきた。ラグランのハチミツファームを経営するファミリー。
何通かメッセージでやり取りをして、数日後にタウンの図書館まで迎えに来てくれる事に。

まだ残りたいな〜なんて思っていたら現実になった! 嬉しい!


ラグランで大人気の Raglan Gelato


小さい街だからこそローカル色もコミュニティーも強い。
いたるところにRaglanと書かれているショップが多く、住んでいるみんなのラグランへの愛を感じた。

フェスティバル最終日の午後はみんなで片付けをした。わたしはお世話になったキッチンを。
会場は大きなスピーカーで音楽がんがん。みんな手よりも口が動いていない? というくらい緩い。笑

FKJ / Loyle Carner / Tom misch / Daniel Caesar / the internet / Disclosure...
わたしのplaylist流してくれているの? と思うくらい選曲がツボすぎて、話も盛り上がる。ヨーロピアンが流してくれる曲はいつでもセンスがいい! とわたしは思っている。笑

音楽大好き(聴くのはほぼ洋楽sometimes日本語ラップ)なわたしにとって、海外は音楽天国なのだ!!! 音楽の趣味が合う人も多いし、新しいジャンルを知る機会も多い。幸せ。音楽なしでは生きていけないし、旅もできない。


タウンの中心にあるホテルのバーはみんなが集まる場所。


ウーフするファミリーのお家に行くまでの数日間はタウンでゆっくりしよう。
バックパッカーを延泊した。

心惹かれる場所に来てみたら、自分が求めていた以上の経験や出会いがたくさんあって、不安も吹っ飛ぶくらいの心地の良い波に乗れた気がした。この場所にも、ラグランにも来れて良よかった〜!


つづく



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