リスボンからポルトの移動の日

SEASON 2 #19

リスボンからポルトの移動の日

Contributed by Yuumi Saigusa

Trip / 2022.03.29

25年越しで「NYに住む!」という夢を果たし、理想と現実の生活に日々苦戦しながらも、今まで感じていたNYCのイメージとは違う、新しいNYCで自分の現在地を探すYuumi Saigusaの旅連載!

#19

今日はリスボンからポルトへの移動の日。列車で3時間の旅だ。
列車の旅と言えば、車中で食べるお弁当も楽しみのひとつなのだけれど、コロナだから大々的にも出来ないのでコーヒーとちょっとしたパンを買って乗車した。
車中は思っていた以上に清潔で、お喋りを楽しんでいる人もいなければ、何かを食べている人なんて誰もいなかった。「あれ、これ食べて良い状況かな…」。パンが入っている袋のカサカサという音さえたてられない雰囲気。どうしよう。アメリカならお喋りをして、何か食べている人がたくさんいるんだろうと思いつつ、まさりが意を決してお寿司を食べ出したのでチャンスとばかりに私も続いて食べた。

途中ビックウェーブで有名なサーファーの聖地ナザレを通過し、内陸に入り雄大な自然の風景を見ていたらあっという間にポルトに到着した。(ごめんなさい、ナザレの写真、撮り忘れた!)

ポルトについては「海岸都市とポルトの第2都市で小さな街」とは聞いてたけど、どんな街だかまったく想像も付かなかった。第2の都市というわりには駅は大分コンパクト。
Uberで宿泊先まで向かうと「この先は道に入れないから」と、なんだか不親切な感じだったドライバーの文句をブースカ言いながら荷物をガラガラと引いていたのだけけれど、そんな小さな事を一瞬で忘れてしまうほどの素晴らしい景色が目の前に現れたのでした。





「こんな感じだったんだぁ〜」。めっちゃ「外国にきた感じ」のこの光景は、フィガロには載ってなかったな。ここに来てみなければ伝わりにくい、懐かしいような素敵な風景。「コロナは今何処に?」と思ってしまう程、人、人、人。大道芸人やライブをやっている人もいて、陽気な空気が全開のドウロ川沿いのエリアはなんとも心地よかった。まず宿に荷物を置いてから、私達は近辺を散歩することに。マックらしき“M”マークがついた建物を見つける。近寄って見たらやっぱりマック。入らなかったけれど、これほど美しい景色を眺めながら食べられる世界でも希少なマックだろうな。



ちょっと路地裏を行くとこんなローカルなエリアも。





ポルト2日目、「今日何をする〜?」から始まった朝。ちょっと予定をセーブしながら出ないと4日間の滞在でする事がなくなってしまいそうだから、慎重に予定を立てた。昨日とは違う宿に移動しなくてはいけなかったので、お昼位に移動してそれから予定を決めることにした。宿は川沿いではなく比較的街中にあったので、何処に行くのも便利な場所だった。近所にあるおすすめのカフェを紹介してもらってそこでチェックインまでの時間を潰す事にした。
そうそう言い忘れていたけれどもポルトガルのコーヒーは凄く美味しい! リスボンで飲んだコーヒーは全部ビンゴ、豆が美味しいのか淹れ方が上手いのか。そこで、この店でもカフェラテとクッキーを頼んだけれど、リスボンと違ってアメリカでも飲めるようなふつーのコーヒーだった。また次に期待。



案内された部屋は明るく、ベランダから見えるバックヤードは決して綺麗な景色ではなかったけれども、その感じが逆に現地で生活しているようでなかなか良かった。





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