ペールトーンのビルを横切って -ソウル編- #6
スピーディに変化するデパート
Contributed by satsuki azuma
Trip / 2024.10.08
はじめての食べ物、はじめての当たり前、はじめての現地の人との会話。旅先での“はじめて”は、いつだって私にワクワクを届けてくれる。モデル・俳優としても活躍する東咲月さんが等身大の姿で「旅」の出来事を綴る連載。自分の背中をグッと押してくれるような、そんな旅を求め、刺激溢れる韓国へ。ソウル編では全12回にわたり、咲月さんの旅の様子をお届けします。
#6
ソウル2日目の朝。晴天。気温35°くらい。
この日は午前中にお仕事があって、そのあとは買い物することにした。今日は結構歩く日。
昨日履いていたウーホスのサンダルではなくてクラークスを履いていく。
午前中の予定を済ませた時点で結構、足が痛い。お昼頃になって、疲れてしまったので
ヒュンダイソウルで食事をすることになった。
びっくり。平日なのに人がたくさんいてどこのお店も入れない。イタリアンに中華に、お稲荷さんに……! フードコートの中心には、韓国料理の食堂があった。ここでどうしても食事をしたかったんだけど、韓国で使用できる電話番号を持っていないと決済ができなくて、泣く泣くその場を後にした。
結局、ヒュンダイソウルに入る前にあった食堂で、冷麺と揚げ餃子を食べたよ。ここは地下のスロープから入れる店で、この揚げ餃子は小さなエビが入っていてすごくおいしかった。
餃子ってどうしても中華料理のイメージが強かったけど韓国では、揚げ餃子をよく見かけたよ。
キムチはセルフで食べ放題。
今この記事を書きながらすごくお腹が空いてきちゃった。
食事を終えて、再びヒュンダイソウルへ。
私は前回ソウルに来た時にいくつかデパートやファッションの商業施設を巡ったけど、このヒュンダイソウルが一番好きで今回必ず来たかったんだ。
ファッション、フード、何から何まで最新のものが揃っているし、バラエティ豊か。去年来た時に見かけたお店がいくつか新しいブランドに変わっていて、スピードの速さにすごく驚いた。
ここで見たかったのは、韓国ブランドたち。
地下2階には韓国の若手デザイナーズブランドがあり、以前来た時もこのフロアが若者で賑わっていたことが印象的だった。
1階ずつフロアを上がっていくと、ラグジュアリーブランドやセレクトショップが増えていくような印象だった。
特におすすめなのはやっぱり地下1階のフードコートと、韓国の若手デザイナーの服が見ることができる1階のフロア。
どのブランドも、店の内装や外装からすごく勢いを感じたけど、手が届く価格のものが多いと感じた。
あっという間に夕方になろうとしていた頃、この日は目的がもう一つあったので江南(カンナム)へと向かったよ。
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