True Feeling in Ireland #33

変化する関係性

Contributed by Hasebe

Trip / aug.14.2020

大学生のハセベさんが留学で過ごしたアイルランドの日々を記録した連載「True Feeling in Ireland」。あらゆることになぜを問いかけ、好奇心旺盛に活動する彼女が海外生活の中で、感じ、考えたことを日記形式で綴っていきます。

#33

家に帰るまでのバスの中が暇だから日記を書こうと思う。

個人的ビッグニュースは日本からアイルランドに友達が来ることが決定したこと!やっぱり気の置けない友達と久々に会えるってとても大切だなと。アイルランドの友達は結局言語の壁がやっぱりあって、自分の表現できる範囲でしか話せないし、それが自分の意図した通りに伝わっているかわからないところがある。文化の背景も違うし、それを乗り越えて友達になるにはやっぱり半年じゃ短い。ただでさえ同じ日本人の友達ですら、仲良くなるのに時間がかかるのに。だから日本から高校時代の友達が会いに来るって言ってくれてほんとに嬉しかったし、正直観光名所じゃないところでも面白がってくれるラブリーな性格に本当に感謝!

そしてついに事件が起きた。勤務中にスタバの全ての水が止まったのだ。当然ドリンクは提供できず、お店を閉めるかと思いきや、まさかの営業継続!日本じゃありえない。マネージャーに確認しても、ひとまずそのまま継続してくれとのこと。驚愕すぎて、でもそれは他のみんなにとっても同じで、とにかく私たちは来店したお客さんに謝るだけ。もはや面白くなっちゃって、みんなで笑っていた。
そんなとき、またしてもジャパソの友達たちがやってきた。事情を話したら、アイリッシュのJakeが「それがアイルランドだから」と言っていて納得。彼は日本にワーホリしに来ていたこともあるから、どちらのスタンダードも理解している。「コーヒー提供しないのなんかカフェじゃねえよ!」ってTheoはいつもの調子でからかってきた(笑)今回ばかりはおっしゃる通りです。それでもこんなハプニングを共有できるワーカーと友達でなんとかやり過ごせた1日だった。


ボーリング

そんなスタバでこのあいだメンバーミーティングみたいなものが行われた。じわじわ感じていたアイリッシュと留学生の壁。ご飯食べてお酒飲んで、みんなでワイワイ街へ繰り出す頃にはなんとなく距離も縮まったけど、結局一人で終バス掴んで先に帰った。最近スタバの雰囲気よりもジャパソの方が居心地良くて、バイトのモチベーションがかなり下がってきた。

そんなホーム感を感じるジャパソのElisaとKy、Hugoの3人で自国のご飯を作ってくる会を催した。初めて行ったKyの家。アットホームで3人家族に最適な作りだけど、テラスがちゃんとついているところが素敵だった。そんなテラスでイタリア、フィリピン、スウェーデン、日本のご飯を食べ比べ。個人的にはスウェーデンのニシンの漬物が美味しかった。スウェーデンに行った時の味だった。


サーモンのプレート


3人が思い思い歌っている。みんな母国語で共通のポピュラーソングを歌っていた。

最近はジャパソの集まりのたびに、いつも同じメンバーでくだらない話ばかりしている。今でもジャパソの「来るもの拒まず」な雰囲気は変わりないけれど、それでもある程度固定化されたメンバーでいつもの続きの話とか、最近どう?みたいな会話をスッとできる関係になれたのはしみじみと嬉しい。そう、これを快適というのだ。快適な場所で、ちゃんと認められた気分だった。


グミを食べるヒューゴ。

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