Everybody has a gift #8
食と思考
Contributed by ERI
Trip / 2023.12.01
アーティストERIが、現状を脱却するために訪れたアメリカの地。ノープランで過ごした1,5ヶ月間の1人旅の様子をお届け。そこで見つけた答え「Everybody has a gift」、自分自身にも、自分の興味にも正直でいていいんだ!!
みなさんは、毎日のルーティーンとかってありますか?
私はお恥ずかしながら、最近ようやく出来たって感じです。
まあルーティーンがなくても必ず毎日やることはありますヨネ。
トイレとか、お風呂とか、歯磨きとか、
ご飯とか。
ご飯は食べるよね。食べないとダメになってしまうよね。
この体は、今まで食べたり飲んだり摂取して来たもので出来ているみたいで。
だから、ラーメンとかファストフードとかばっかり食べてやんちゃしていると、
ニキビができたり、脂肪が増えたり。
ジャンクなものも好きなんです。
少し前までは、サーフィン後のマック!とか
深夜のラーメン! イエイ! とか
やってましたねえ。
アメリカに一人で約2ヶ月いて感じたことがひとつ。
ジャンクフードは心に余裕がないと美味しくない。。。
ということ。
というのも、正直、現地で使える予算的なものは
あんまり余裕がなかったのです。
もちろん美術館や移動の交通費など、
自分にとってプラスになると信じたものに関しては気にせずに使っていました。
よく旅の後に聞かれる事があるのですが、
『現地でのお金どうしてるの?』
一人旅だと、何かと楽ちんです。
好きな時に起きて動いて食べて寝て。
自由です。
しかし、自由すぎるあまりに、
食に対してテキトーになってしまうこともありました。
今日はピザでいいや〜
リンゴだけでいいや〜
旅の目的は、美術の修行なので、
食の優先順位が下がり、生活がおろそかになってしまいました。
円安で、何もかも高くて仕方なかったとは思います。
でも、食をしっかりしないと弊害が少しずつ生まれます。
それは、毎日なんだかハッピーでは無い、ということ。
私は食べることが本当は大好きなんです。
季節の野菜とか、地物の食材とか探すの大好きなんです。
ここではなかなか難しかった。
ちゃんとしたご飯を食べようとすると毎回外食だと35ドルくらいは平気で超えてくるし、
スーパーでお買い物しようにも、物価がそもそも高くて結局冷食になってしまったり。
食べたいものを食べれる、自分のお財布にあった食材を選べる自分の環境が、
どれだけすごいことかを実感しました。
食をしっかりしないと、体のパワーが出ないし、
ポジティブなマインドに持っていくのが難しくなっていく。
肌も健康ではないし、少しカサカサ。
それでもこの国の人たちのエネルギーに負けないように毎日心を燃やして修行した。
今回の旅は、心の修行だった。
旅の中盤になってくると、早くもエネルギー切れを起こしてしまった。
そこで現れた救世主が、親友のシュンゴだった。
つづく!
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ERI
藤沢生まれ、横浜育ち。物心ついた頃には、絵の具で遊んでいた。アーティスト活動のため脱サラ。モノにあふれる現代に疑問を持ち、着飾らない自然体でいるスタイルの美しさを表現している。好きなものは、サーフィンとみかん。