Own Beautiful Adventure in AUS #10

再会

Contributed by Nachos

Trip / jun.09.2020

世界中の国々をサーフトリップしながら、女性にフィーチャーした"saltybabe photo"を撮り続けている、フォトグラファーNachosさんの旅連載「Own Beautiful Adventure」。シリーズ第4弾は、オーストラリアでの旅の模様をお届けします!

#10

まだ薄暗いうちにベッドから起き上がり眠たい目をこすりながら階段を降りていく。

「おはよう」
「おはよう。準備できたらすぐ出るよ」
「は〜い」

同時にピコンとメールの音がなった。
「今友達が波チェックをしてくれてる! きっとsunshine beachになりそう」
シエラからのメールだ
「okay!」。ウキウキしながら準備を急ぐ。

でも私は知らなかった。サンシャインビーチが広いことを…(笑)



とりあえず駐車場に着いて、波をチェック。
丘の上にある駐車場から見下ろすと、広ーい海が見渡せる。
波はあるし風も弱く、面も綺麗。
朝早いのに、もうサーファーたちは波乗りを楽しんでいる。

「ここから見える辺り一体がサンシャインビーチだよ」
「そうなんだ〜! 綺麗だね〜」

「一応、この周辺がメインっぽい場所なんだけどね。
それでもここから見てピークが3つくらいあるからねぇ…」

…ここのどこかな(笑)

ここの駐車場にはシエラの姿が見えなかったのでもう一つ隣の駐車場へと移動した。
なぜか私の携帯が調子が悪いので、友達の携帯からテザリングしてもらいメールをチェックすると
「今から家を出るよ」とシエラからメール。
「どこ? 私はもう着いたよ!」
「あと5分くらいで着くと思う」

一緒に来た友達は「じゃ大丈夫ね。海に入って待っていようよ!」
と、早く海に入りたくてうずうずしている様子(笑)

シエラのことを待ってから行きたいと思ったけれど、友達はボード片手に海に向かう準備万端だったので、後ろ髪引かれつつ私も海へと歩き出すことにした。

「波良さそうー!!」
「だねー!」
(でも私はシエラと会えるかなぁと気になってしょうがない 笑)

何度も後ろを振り返りながらカメラを持って海に入っていく。



海の中には女の子たち何人か波乗りを楽しんでいる。
今日も少し雲が多くて綺麗なサンライズは見られなかったけれど、水が綺麗で気持ちいい。
しかしなんだかいろいろ気になって撮影に集中できていない私…(笑)



結局30分経っても1時間くらい経ってもシエラの姿は確認出来なかった…。

楽しかったけど、やっぱりちゃんとパーキングで待っていればよかったと後悔の嵐が吹き荒れる心の中、海から上がりまた友達にテザリングをお願いしてメールをチェックする。

すると案の定あのすぐ後メールが入っていて
「どこにいる?」
「私たちはここの正面で入っているからね!」と位置情報なども送られてきていた。
(私たちがいるパーキングの隣で、一番初めに車を停めたパーキングだった…)

“言葉にならない”ってこういう時のことなんだ。(笑)

せっかく連絡をくれたのに…とガクンと肩を落としながら
「ごめん、隣の駐車場の方で海に入っちゃってた」とメールを打つ私。

ま、しょうがないか。タイミングとかって本当に大事だよねなんて思っていたらすぐ返信がきた。
「okay! 私も海から上がったところだからコーヒーでも飲みに行こうか」
「うん! 行く行く!」
「じゃ、9時半にトーマスのお店でね!」
(海から上がってもまだ朝の8時過ぎ! 早起きって本当に得した気分になる!)
海はすれ違いで一緒には入れなかったけれど今度こそ会えるねー! とテンションが上がる私。
やっぱり単純。



お家に戻りお野菜たっぷり朝ごはん
太陽の下、海あがりにベランダで食べるご飯は美味しい。
お腹も満たされ、シャワーも浴びてすっきりしたところで待ち合わせのトーマスのサーフボードファクトリーへ。
トーマスのファクトリーはシェイプルームやラミネートルームの他に
仲間がやっている床屋さん、バリスタが美味しいコーヒーを入れてくれるカフェ。
ギャラリーではアーティストの作品の展示や販売が行われたり、魅力が溢れるオープンファクトリーになっている。


お仕事中のトーマス。


ちゃっかりトーマスたちの仕事場にお邪魔してコーヒーをいただくことになったので、みんなのいるオフィスフロアへと移動する。

階段を上がるとみんながパソコンの前で楽しそうにしていた。気になって覗いてみると海の写真を見ていた。
もしかして…と思って聞いてみるとやっぱり今朝のショット。
omg!!!
写真も素敵! 私も一緒にセッションしたかった。



しかもmatt(私の好きなサーファーの1人)も一緒に海に入って撮影していたらしい。
マットもスタイリッシュで人気のサーファーだ。
「あー!!悔しー!!!!」
…悔しさがこみ上げる(泣)
それにしてもカメラマンの写真も素敵。水の中からも撮影の様子を見たかったな。
こういう経験をもっともっとして、自分の中の糧にしていきたい。
なんて1人今朝ここに私がいたら…と勝手な妄想に入る。
そんなことを考えていると可愛いバリスタさんがニコニコしながらコーヒーを届けてくれた。(まぁまぁ落ち着いて…とでも言っているかのようにね。笑)





この可愛い2人を目の前に「あぁ、私もここでこのラテを飲みながら働きたい」なんて空想しながら、キュートなトーマスオリジナルのカップに入った美味しいフワフワラテを飲み干した。


最後にシエラとトーマスと私。とワンちゃん。

アーカイブはこちら。

Tag

Writer