Between the waves #101
バースデーガール
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2024.03.04
#101
あっという間に1月が終わった。
そして今年も1歳、年を重ねた。
人気でいつも賑わっているMexicanレストラン「Lola’s」で仲の良い友達と楽しい前夜祭。
ここに行けばいつも知り合いに会えるし、金曜日はラテンミュージックでみんな踊りまくるFiesta Nightがあったおかげでいつも以上にテンションが上がって、バースデーガールにテキーラショット!
Happy Birthday! と言いながらお気に入りのマルガリータを手渡してくれて久しぶりにベロンベロンになってしまった。
後半、見知らぬ人にもHappy Birthdayと言われて、Thank you! What’s your name? なんて会話がくり広げられたfun nightだった。
次の日はハングオーバーを改善させるため、海に直行。
残念ながら風が強くてサーフィンは出来なかったけど、泳いで、ビーチでお昼寝していつもと変わらないこんな平凡な時間が幸せだった。
自分のなかでは
「どうしよう! 毎日サーフィンして、気ままに生きてたらもう28歳になっちゃう」
っていう感覚と
「やばい! 28歳で1人バリに住んでいて、サーフィン三昧で今の人生が最高に楽しい!」
っていう両方があった。だけど気持ち的には後者の方がやっぱり強いかも。
20歳で人生設計を考えていた頃の自分では多分想像もつかなかっただろうなー。
だけど不思議なことに20代前半より身体も元気だし、今が一番良いコンディションな気がする。
そして誕生日の翌日、3年ぶりに日本に帰省。
戻ってくるってわかっているのに、バリを離れるのが寂しかった。
あ、やっぱりバリがホームなんだって実感。
久しぶりの日本は、コンビニに行くことすらも楽しくておにぎりコーナーを見て興奮する外国人観光客の気分だった。
ただただ冬を過ごすのに慣れていなくて、やっぱり私には夏が向いているみたい……。
みんなからMikiが冬服着てるなんて想像できない! って言われ続けて、久しぶりに友達に会っても、こんな髪色と肌色のせいで常夏からやってきた人みたいで季節外れ感満載だった(笑)。
こっちでは寒くて毎日ホッキョクグマみたいな格好
母、姉と京都、大阪へ女子旅行に行き、存分に日本を楽しんだ
あっという間の2週間も終わって今週末はバリへ帰国。
冬の空気を満喫した今は、身体いっぱいに太陽を浴びて海に戻るのが楽しみで仕方がない。
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。