
Between the waves #10
裸足のダンスパーティー
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2021.11.22
#10
土曜の夜、いつも一緒にサーフィンをするバリの友達が立ち上げたブランド「Self Love Beach」のローンチパーティーへ。このブランドを立ち上げた双子の女の子、実は日本語が堪能で以前日本に滞在していたことも。

お洒落な場所でカクテルや音楽があるパーティーとは違って、この日はバリらしいビーチパーティー。DJが音楽を流し、サーフムービーを見ながら、バーベキュースタイルで美味しい魚やコーンを焼いてくれて、地元の人たちも多く参加していた。


私たちはインドネシアを代表するビールのBintang、ココナッツの焼酎Arakとスナックを持って参加。
このArakという飲み物、かなりアルコール度数が高いお酒でショットが回ってくるとつい逃げたくなるほど(笑)。それでもこれをグイグイ飲むバリニーズたちには毎回感心する。
地元の人たちに愛され盛り上がったパーティーはここ最近で一番楽しかった。

みんなビーチで履いてきたサンダルを脱いで、汗をかきながらブリトニースピアーズを踊ってABBAを大声で歌って・・・
お洒落をしてヒールを履いてキメて行くパーティーよりもずっと私のスタイルにあっている。
バリの暖かい空気感といい、ひとつひとつ細胞が緩くなるこの感じ。
多分、空港に降り立った瞬間から誰でも感じる南国特有のあのふわっとした感じ。
この夜はそんな雰囲気に浸りながら、「やっぱりバリって最高!」と再確認。
バリに住んで実感するのはコミュニティーの存在の大きさ。
どのビーチに行っても必ずそこには暖かく迎えてくれる地元の人々がいて、子供たちもそのコミュニティ全体で育てている。常に誰かが見てくれているから親も安心して働け、子供たちも有に遊んでいる。
そして、どこからともなく現れた私たちをその中に入れてくれて
いつの間にか大きな家族のようになっている。
そんなバリをもっと好きになった夜。

Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。











































































































































