Between the waves #102
おかえり
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2024.03.11
#102
2週間の日本滞在を終えてバリに戻ってきた。
スーツケースには味噌汁、抹茶、お菓子、せんべい……。密輸みたいに食べ物を詰め込んだから、これで当分大丈夫そう。
久しぶりに身体いっぱいに太陽を浴びで、海に入ってスッキリどころか生き返った感じ。
もう海のそばじゃないと住めなくなっている。
いつもサンセットを見る場所にいると、当たり前のように「Welcome back! We missed you so much おかえり! 会いたかったよー!」と言ってくれる友達がいてやっぱりここが私のホームだと実感。
久々のサーフィンは、なんて言うか、すごく変な感じがした。
波の割れる音がいつもより大きく聞こえて、波に乗っている時も表面を滑っている感覚をすごく感じて五感が気持ち悪いくらいに研ぎ澄まされていた。(良い意味で)
2週間ぶりのサーフィンなのに、セットは頭以上でどんどんサイズも上がるし、去年こんな波に軽々と乗っていたのが信じられなかった。
毎日何気なくやっていた動きだけど、筋肉はちゃんとそれを覚えていて2週間その動きをしていないだけで衰えているのが丸わかり。
でもやっぱり時間が空くと、サーフィンへの愛は深まるばかりで1分1秒でも長く海にいたくて、サーフィンをはじめたばかりの頃の自分に戻ったみたい。
実は今年も地球上で多分一番好きなメンタワイに戻れそうで、しかも11日間ボートでガールズサーフトリップ!
毎日アファメーションノートにメンタワイに戻るって書いていたら、ほーらね、やっぱり宇宙は聞いてくれてた。
今年はバリの外にももっとサーフトリップをしに行く計画中。
こんな最高な機会ないだろうから、色々カメラにも収めたくて最近はもっぱら良いカメラを探し中。
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。