
Own Beautiful Adventure in AUS #15
南から北、そして真ん中あたり。
Contributed by Nachos
Trip / 2020.07.16
#15

今日は午後からまた移動なので、朝の薄暗いうちに起きて海へ行き、サクッと波乗りを楽しんだ。そして、またいつもの定位位置へと向かおうとしている。
もはやここの住人たちよりもこの場所を活用しているんじゃないかというくらいだ。
今日は途中で1人お客さんが来ていた。(私もお客さんだけれど)
プールサイドを後にして荷物を軽くまとめ、残りのヌーサ時間を楽しむ事にした私たちは
スケートボードを持ちプールサイドを抜けて公園へ向かった。
実は私がロングボードにあまりにも苦戦しているのを見て
友達がスケートの練習に付き合ってくれる事になったのだ。

ディッキーズのパンツに裸足という格好の私。
スケートでも悪戦苦闘。
膝ってどうやって使うの??(笑)
友達が私の華麗なる(いや全然華麗とは程遠い)ライディングを動画で撮ってくれたんだけど、それはもう苦笑いするしかなかった。

この後公園で遊んでいたキッズとお父さんも仲間入り。
カメラで私の事もパシャパシャ撮っていてくれたのに、連絡先を交換するのを忘れて、そのままになっちゃった。あの写真は彼のカメラの中に思い出として残っているのだろうか…?
そんなこんなしているうちにバスの時間が近づいていた。
「急ごう」
ちょっと友達が慌てて言った。
「うん!」

いろんなドラマを乗り越え、たどり着いたヌーサジャンクションへとまた戻ってきた。
時間が過ぎるのは本当にあっという間で、ヌーサに着いてteatreeの海に飛び込んだのが昨日のことのように感じる。
…話は戻り、バス停にはすでにたくさんの人たちが列を作ってバスを待っていた。
駐車場に入りその様子を見た私は急いで車から荷物を運ぶ。
その間にバスも到着した。
「は〜間に合ってよかった」
帰りはなんだかそれらしいちゃんとした大きいバスでブリスベンで乗り換えがあるけれど一度通ってきているので気が楽だったしそれだけで安心。

荷物を積みこみ友達にハグと別れを告げて、ひとりバスへと乗り込む。
「またね」
バイロンベイ から北上してヌーサへ。今度は真ん中あたりの(正確に言えば真ん中じゃないけどね)仲良しの友達たちが住むゴールドコーストへ。
あとはゆらゆらバスに揺られて、1回乗り換えたらみんなに会える。
友達にお迎えの連絡もバッチリしたし、バスのwifiも不安定ながら少しは使えるし問題はない。バックパッカーだらけのバスの中も快適で、ブリスベンまでの数時間はあっという間だった。
バスから降りて荷物を取り出し、勢いよく降り立ったバス停。

ここどこ?
バスがついた場所は私が想像していたブリスベンのバス乗り場とは違うところだった。
公共wifiを拾って慌ててGoogle マップを開いて見てみると行きのバスで乗り換えたブリスベン空港のバス停ではなく、同じブリスベンでも違う高速バス乗り場だった。バスから降りた場所は高架下で周りの様子があんまりわからない。
次のバスの時間まで2時間弱。このまま待てばいいらしい。
それが私にとっては救いだった。
どうしようかな…と考えていたら急に雨が降り出してきて屋外のバス乗り場は突然の雨でみんなプチパニック状態。
たちまち高架下は湿度と人の熱気でサウナみたいになってしまったのだ。
あ、暑い…。
幸いすぐに雨が止んだし、時間もたくさんある。ということで気分転換に、上へと登ってみる事にした。

しかし、上に上がっても公園と会社らしきビルがポツポツと立っているだけ。
唯一過ごせそうな場所は、バス乗り場から上に上がった所にある優雅に過ごすマダムたちの姿が見える少し高級そうなカフェ。
ちょっとしたマフィンだけでも10ドルくらいする。
少しセレブっぽいカフェの中、ひとり思い悩む私。
ふと横を見ると同じような状況の女の子がいて、なんだか勝手に力強い思いになったので、カフェラテとマフィンをオーダー。(笑)
カフェでゆっくりしていると、次のバスの時間が近づいていたので慌ててバス停に戻った。
無事に乗り換えに成功。乗車してまたゆらりゆらりとゴールドコーストまでたどり着いた。
停留所にはすでに友達が私の到着を待ち構えていてくれていた。
「疲れたでしょ?」
「全然!」
「お家に冷えたビールあるからね!」
「Wooow!」
スーパーに寄っておつまみを買い、友達のお家へと戻る。
ここに戻って来るのは2年ぶりだろうか。

いつもお酒を飲むのはお家の中じゃなくて、ほとんどがこのガーデンテーブル。
奥には小さな小屋があって、ビールがたくさん入ってる冷蔵庫があるんだよね。(笑)
あぁ、みんな暖かく迎えてくれてなんだかホッとする。
夜風に吹かれながら思い出話に花が咲き、ビールもどんどん進み夜は更けていった。

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Nachos
海と旅に魅了され、サーフボード片手に様々な国へサーフトリップで訪れる中、海と自然を愛しながらハッピーに輝く女性達をたくさん目にし、その空気間、美しい瞬間、旅やライフスタイルを自分なりに伝えたいと思いカメラを手にする。女性目線と女性にフューチャーした”saltybabe photo”を世界中の海を旅しながら撮り続けている。









































































































































