
About Time #1
僕がアメリカに旅立つ事になった理由
Contributed by Sho Mitsui
Trip / 2021.11.02
#1
「ショウ君、11月とかアメリカ行きますよね?ほら、Complex Conとかあるし」
カスタム・トイ・カーカンパニーを一緒にやっている仲間から、急にそう言われて狐につままれた気分だった。
「え?アメリカってもう行けるの?」
って感じだ。
「いやー知り合いの古着屋の奴らとかラッパーの連中とかガンガン行ってるっすよー!行きましょーよー!」
そう言われたら、行かない訳にはいかない。調べてみると、ワクチンの接種さえ完了していればアメリカには入れる様だ。
そうとなったら、気持ちは俄然アメリカに向いた。大好きなラッパーTyler, The Creatorの為に作ったカスタム・トイ・カーを本人に直接手渡すしか!
2年ぶりのComplex Conをこの目焼き付けるしか!
この渡米は仕事である、ということを力説し、家族回りを説得し、航空券と宿を手配したところで、誘ってきた仲間からの連絡が。
「ショウくーん!すみません。会社から正式に渡米にノーが出ちゃいましたー泣」
マージか。誘って来たのそっちじゃんwww
行くと決まった僕は様々なプロジェクトを抱えつつ、1年9ヶ月ぶりのアメリカライフを最大限に有意義なものにしようと、諸々企てた。
このコラムもそのプロジェクトの一つだ。コロナ以降のアメリカのリアルな「現在」を僕のレンズを通して皆さんにお伝えできたらと思う。
もう、2年近く引き篭もっていたんだ。そろそろ良いだろう。
It's about time. America, here I come.

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Sho Mitsui
通訳・翻訳家/カルチャーコーディネーター/英語教師 13年間、英語教師としてのキャリアを経た後、日本と英語圏の文化・芸術交流を活性化させるべくコーディネーター業を開始。日本の英語教育の発展を願いつつ、オンラインレッスンを開講する傍ら、いまやとっくにオワコンのClubhouseで「クソギャル英会話」を毎週水曜日20:00〜放送中。日本の最先端を常に作り続けてきたギャル語が英語のスラングになるとどうなるのかを、リアル「クソギャル」のMayumi Maedaと共に考察中。











































































