Own Beautiful Adventure in AUS #9
新たな場所へ
Contributed by Nachos
Trip / 2020.06.02
#9
バイロンで過ごしたみんなが帰国のためゴールドコースト空港へ。
そのタイミングで、私は1人北上してヌーサ(NOOSA)まで行くことにした。
see you byron!
「ヌーサにはくるの?」
「もし宿がないなら私たちの家に部屋があるから泊まれるよ!」
SNSで私がオーストラリアにいることを知った友達のシエラからメールが届いた。
シエラは大きなワールドコンテストなどにもインビテーションされているハワイのキュートなサーファーガールで、結婚を控える彼とヌーサで暮らしている。
シエラの彼もまた彼女に負けず人気のサーファー。
この2人のカップルが私は大好き。
今回はヌーサ在住の日本人の女の子のおうちに泊まらせてもらうことになっていたので、とりあえずヌーサには行くから海で会おうと約束をした。
でも、こうやって繋がっていくのが本当に嬉しい!
空港のバス乗り場には何本もの大きなバスや小型のバスなど様々な車がやってくる。
ターミナルの番号なんかないし時刻表もなかった(笑)
時間が近くなり、バスターミナルに現れるバスに近づいた。「これ私のバス?」と尋ねること数分。
「これだよ!」とハイヤー仕様バンの車に案内された。
その車には私1人。ヌーサまでは6時間くらいだ。快適な車の旅が続く。
…車が停まり、お客さんの老夫婦が乗ってきた。
それでも快適。
…今度はパーキングに車が停まり、いきなり降ろされて「君はあの車に乗るんだ」と指示され、違う車に乗り込むこと2回(笑)
(ここですでにプチパニック)
多分最後の乗り換えであろうブリスベンの空港に到着した。
「この道の向こうに見えるバスストップで待てばいいんだよね?」
「そうだよ」
「あれだよね!!」
バスストップは目の前に見えているけどなんとなく何回も確認してしまう
待つ事1時間弱…バスが来た。
ここでも行き先を確認され、それぞれ係の人に振り分けられた。
システムが掴めないままバスに乗り込む。
ただの長距離バスだと思っていたけど、乗り合いバスのシステムらしく、みんな自分たちの家や指定場所で順番に降りて行き、私は最後のひとりとなった。そして、やっとの想いで終点のnoosaジャンクションに辿り着いたのであった(笑)
ジャンクションでは共通の友人とSNSを通じて仲良くなった女の子が迎えに来てくれた。
「はじめましてー!!」
お互い笑顔で挨拶をかわす。
「バスが時間通りにこないのは普通なんだけど、少し遅かったから心配しちゃったよー」
「だよね!私も!”」
(いや〜、私はこの数時間ずっと心配だったよ…笑)
とりあえず友達にも会えてひと安心。
ちゃっちゃと荷物を下ろし、向かう先は海!
「波は小さいけれどなんとか出来そうだよー」との情報をもらった私は
「とりあえず海に入りたい!!」と友達にリクエスト。
ヌーサナショナルパークの中にあるサーフスポットtea treeへ。
重たいシングルフィンをかかえナショナルパークの奥へと歩き出した。
道ですれ違う人たちはみんな「ハロー」と挨拶してくれる。
長い道のりを歩きたどり着いた先は空と緑に囲まれたクリアブルーの海が広がっていた。
アウトを見ると小ぶりな波が割れている。
少し足取りが早くなる。
go surf!!
「幸せ〜っ!」
水に入った瞬間、思わず口から言葉が漏れた。
というか私の身体中から幸せオーラが放されていたんじゃないかと思う(笑)
「今日は小波のせいか人が少ないからナチョはラッキーだよ」と友達。
こんな素敵な場所で写真を撮ることができないなんて…とカメラをもっていなかった事を少し悔やんだけれど、その分波乗りだけに集中してこの場所の最高のバイブスを思いっきり肌で感じられた。
念願の海に入ってすっきりした私。と後ろから差し込む神々しい太陽の光。
海からあがり、途中ボードが重たくて腕がビリビリしたりして弱気になったりしたけど気分は爽快!!
(…というかいつもみんなこの距離を歩いて海に入りに行くなんてすごい 笑)
日も傾いてきたし、お腹も減ったし、心も満たされた!!
友達のおうちに着く頃には、すっかり太陽も沈んでた。
よし、シャワーを浴びたら友達のお家の周りをぐるっと散歩でもしてみよう。
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Nachos
海と旅に魅了され、サーフボード片手に様々な国へサーフトリップで訪れる中、海と自然を愛しながらハッピーに輝く女性達をたくさん目にし、その空気間、美しい瞬間、旅やライフスタイルを自分なりに伝えたいと思いカメラを手にする。女性目線と女性にフューチャーした”saltybabe photo”を世界中の海を旅しながら撮り続けている。