メンタワイ

Between the waves #87

メンタワイ

Contributed by Miki Takatori

Trip / 2023.09.25

ひとつの場所に留まることが苦手で、さまざまな国を転々と旅してきた高取美樹さん。それぞれの場所で、暮らすように旅を続ける彼女が切り取る、何気なく、そして特別な瞬間。

#87


サーファーなら誰もが夢見るインドネシアのメンタワイ島。

地球上で最も素晴らしいサーフデスティネーションと言われ、その魅力はポイント数の多さと、年間を通してコンシスタントに波があること。

これは世界中のどのサーフロケーションを見ても、メンタワイが一番。

ほとんどのサーフスポットはボートでしかアクセスできず、真っ白の砂浜にクリスタルブルーの海、孤立した島でまさに日常とはかけ離れた場所。

サーフィンを始めた初期、こんな場所がバリの近くにあることを知りここに行くことがいつの間にか夢、目標になっていた。

ここに一緒に行けるガールズサーファーの友達が欲しい!

そんなことを思い始め、Affirmationノートにも毎回書いていた。

ある日、インスタグラムでメッセージを送ってくれたカリフォルニア出身のサーファーガール、Tali。

「ねえ! バリに住んでるの!? 私も今インドネシアをベースに色んなところを旅しているだけど、今度一緒にサンセット見にいこー!」

このメッセージから数日後には彼女と会い、出会った瞬間から意気投合した。

実はメンタワイに数ヶ月住んでいた彼女は私よりも多くの島に訪れていた。

冗談まじりで「一緒にメンタワイ行けたらいいね!」と盛り上がった。

それから1週間後、

「メンタワイに住んでいる知り合いのボートオーナーがサーフトリップに参加したい2人を探してるんだけど誰かいない?」というメッセージをTaliからもらった。

キャンセル分を埋めるスポットで11日間のボートトリップは通常の半額以下、宇宙はメッセージを全部聞いてくれているとしか思えなくて答えはもちろんbig YES!

数日後にはフライトを取り、来週メンタワイに出発。

運よく、仕事も休みを貰えて2週間文字通りサーフィン三昧の毎日が待っている。

最高のチューブ、波に乗る予定。(もう頭の中でそのことしか考えていない(笑)。)


一緒にMentawaiにいくTali(右)



リップカール、サーフィン大会のセレモニー


最近行きつけのBanana Lounge/仕事しながらここで1日過ごすのがお気に入り









Miki



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