California Roadtrip #6

Contributed by Ako Tsunematsu

Trip / 2018.09.22

カリフォルニア・ロザンゼルスにある街トーランスから始まって、サンディエゴ・シティ、パーム・スプリングス、コーチェラ・フェスティバル、ダウンタウン、そしてアボット・キニーと、人生で初めて自分で買ったカメラ片手にめぐった10日間。


Special thanks to VISIT CALIFORNIA(http://www.visitcalifornia.jp


「あれはね、サン・ドッグ(幻日と呼ばれる大気光学現象のこと)って言うんだよ。見れてラッキーだったねえ」


パーム・スプリングスからL.A.へと向かう途中で寄ったジョシュア・ツリー・ナショナル・パークで、不思議な虹を眺めていたら、そばにいたおじさんがそんな嬉しいことを教えてくれた。



ジョシュア・ツリーとは、この国立公園に密生している木のような植物のことだ。



なんでも、東京都の1
.5倍はあるという広大な敷地内にニョキニョキと生息し
世にも不思議な光景をつくりあげている。
サボテンに毛が生えたと言ったら失礼だろうか……。いや、でもその表現はあながち間違ってはいない気がする。



小学生の頃、ここジョシュア・ツリー・ナショナル・パークでキャンプをしたことがある。
日中はそこらじゅうに転がっている巨岩に登ってロック・クライミングを楽しんだり、いろんな形状・色のサボテンを観察したり。
真っ暗になる夜は、たまに聞こえてくるコヨーテの遠吠えにちょっと怯えながらキャンプ・ファイヤーをした。

そんな思い出にふけりながら、なめらかで優しい色をした岩の群れの上を散策。


ちょっと高い場所に登れば、ジョシュア・ツリーがピョコピョコ生えているのを見下ろせたり、遥か彼方先まで広がる砂漠を一望できたり、
気が遠くなるほど巨大な岩を目の前に自然のパワーを嫌という程感じることができる。


なんでそんなにネガティブな表現をするかって?
ここまで雄大な自然を目の前にしたら、地球の凄さをただただ実感するしかなくて、そんな巨岩にチャレンジするクライマーたちを眺めていると、人間のちっぽけさを認めるしかないからだ。


しかも、包み込んでくれるような、なんだかとっても温かくてやわらかい強さを持っている。
そうなるともう何も叶わない気がして、いっぱいパワーをいただいて感謝するしかない。



そんなこんなで、砂漠に魅了された3日間を終えてL.A.に帰ってきた。







やってきたのはサンタモニカの隣、ベニスにあるアボット・キニー。ベニスビーチから車で10分程の場所にある、洒落たショップやカフェが立ち並ぶエリアだ。
アメリカを移動していると、つくづく自由で地域ごとの表情の豊かさを感じることができる。
例えば季節によってはビーチで泳いでいた場所から2、3時間車を走らせればスノーボードができたり。
今はアボット・キニーをぶらぶらショッピングしてるけれど、つい先ほどまでは砂漠で巨大な岩の上を散策していたのだ。





アボット・キニーはひたすら洒落ている。最先端のブランドの服を揃えたセレクト・ショップや話題のカフェ・レストランがずらっと建ち並び、歩いている人たちもみんな洗練されている。





とはいえ、ベニス・ビーチらしいヒッピー風のナチュラルな空気感もあって、誰もトゲトゲしていないのが魅力的。ずっと前からインスタグラムでフォローしていて行きたかった<The Butcher's Daughter>を発見したけど、時間がなくて泣く泣くパス。

この日はショッピングもほどほどに(見だしたらキリがない!)、メイン・ストリートの端から端までを散歩した。








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