Mamma mia! #38

パネットーネか、パンドーロか

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2020.12.15

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。ようやく今週からロックダウンが緩和され、レストランやバールもホリデーに向けて続々とオープン。私もそろそろイタリアのクリスマスケーキを買いに行かなくちゃ。

#38

今日は目が覚めた瞬間からめちゃくちゃ寒い。
それもそのはず、外は雪が降っている。
積もるほどではないが、まだ止みそうにない。
午前中からクリスマスのケーキを買いに出かける予定だったので、ロングブーツを履きファーコートを羽織り防寒対策もバッチリで外に出たものの、予想以上の寒さで、近くのカフェへ避難し、カプチーノとクロワッサンをテイクアウトして家に戻ることにした。
買い物は見直し、予定変更だ。


カフェで雪宿り中。写真では分かりにくいが粒が大きい雪。


屋根だけ見るとまるで日本のような窓からの眺め。

ということで、仕切り直して後日、お目当のものを買い出しに。

イタリアの伝統的なクリスマスのケーキは2種類。
パネットーネとパンドーロ。
どちらも日本で言うクリスマスケーキとは違って、どちらかというとパン風のお菓子。
ちなみに、クリスマスシーズンでなくても年中このお菓子を買うことができる。
でも、11月頃からメインコーナーに移動され、大々的にプロモーションが始まるんです。多くのメーカーが思考を凝らした変わり種を出すので、やっぱり買い時は12月に入ってから!


手土産としても喜ばれそうなカラフルなラッピングのパネットーネ。手前から、ピスタチオ、リモンチェッロ。奥の赤いパッケージは、イタリアで食後酒としてよく飲まれるリキュール、アマーロ。

日本でもよく聞くパネットーネはミラノ発祥のお菓子で、ブリオッシュのようなパン菓子。ドーム型になったお菓子の中にレーズンやドライフルーツが入っていて、パミラネーゼも大好き。私のオンライン授業の先生は、生粋のミラネーゼなので、「私は、断然パネットーネ派よ」と誇らしげな表情で言っていたことを思い出した。

そして、あまり日本では馴染みのないパンドーロは、ヴェローナ発祥の可愛い星型のお菓子。生地はシフォンケーキのようで、食べる前に粉砂糖をまぶすだけのシンプルなもの。

が、一般的だけど、どちらも今では種類も豊富で、ブルーベリーやチョコチップ、アップル&シナモンが入ったものから、ブラウニー風、ティラミス風なんかもあるから、初めてイタリアのクリスマスケーキと真剣に向き合う私にとっては、もはやどれを買っていいのかわからない。


包装が可愛くて気になったリモンチェッロのパネットーネ。


変わり種のパネットーネ。他のものに比べて少しお高め。なにが違うのかは謎。


この少し背の高い方がパンドーロ。上から見ると星型です。

パネットーネは日本でも食べたことがあったので、お店のスタッフがオススメしてくれたパンドーロを買うことにした。中にチョコチップが入ったタイプを。

さて、12月6日から私の住んでいる地域は危険度が一番低い、ZONA GIALLA(黄色ゾーン)に戻ったので、日中の18時までなら店内で飲食が可能になった。


お店がオープンしたので、久々にピッツェリアへ。油っぽい&大きいので全部は食べられないけど、最近はこっちのCALZONEにハマり中。


中からとろとろのチーズが溢れ出してくる。熱いのですぐに食べられないのが残念。

ちなみにミラノがあるロンバルディア州は12月13日からZONA GIALLA(黄色ゾーン)になるらしい。

だからと言って学校の授業がオンラインから、フィジカルなものへ切り替わることはないので、引き続き授業はオンライン。

学校へ通えるのは来年からかな?


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