Mamma mia! #52

ロックダウン中の内緒の話 -vol.01-

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2021.04.06

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。今週は、滞在許可証の受け取りや学校への用事があったのでミラノへ。そんな中で起こったAkiとのここだけの話。

#52

なんだかバタバタしながらスタートした月曜日。
というのも、1週間前に

なんと!
なんと!!
なんと!!!

私を長い間悩ませていたPermesso di soggiornoというイタリアでの滞在許可証の受け取り連絡がきた!

連絡は毎回スマホのSMSに送られてくるので、
寝ぼけながらベッドの上でスマホをいじっていた私は、嬉しさと安心感で完全に目が覚めた!
そして、念のためクエストゥーラのHPで再チェック。


本当に出来上がったみたいだ。

ということで、今週は月曜から受け取りのためにミラノへ。
そんな強制的にミラノへ行かないといけないという理由を付けて友人とも再会。(日頃から厳しいロックダウンを守っているので少しは許して。ごめんなさい)

さて、ミラノに到着したら駅で待ち合わせをしていた学校の友人とランチがてら公園へ行っておしゃべり。
最近のイタリアはすっかり暖かくなったので、外でランチするぐらいがちょうど良い。


ローストビーフが入ったパニーノ。こんな感じで€7。


パニーノ目当てで近寄って来て私の側を離れないワンコ。


たくさんの木に囲まれたここがみんなのおしゃべりスポット。ベンチが円状になって置かれている。


こんな感じ。強い日差しの時は特に良い。

そして、滞在許可証の受け取りは来館する時間も指定されているので、夕方頃にクエストゥーラへ。
まだ1年少しの滞在なのに、本当にここには何度もお世話になっている。


列に並んで順番待ち。

15分程外の列に並んで待っていると、名前を呼ばれたので中へ入って手続き。
無事に新しい滞在許可書を受け取ることができた。

今回は手元に届くまで長かった〜。


そして、その後は大好きな友人との約束があるので、Akiの待つ公園へ。
行く場所が公園しかないので、公園ホッピングになってしまうけど(笑)。

Akiはミラノでレザー小物を作っている職人肌。
友人の紹介で出会ったけど、お互い刺激し合えて、ストレスなく一緒にいられる大事な存在。
ということで、ワクワクしながら待ち合わせ場所に向かう。

無事に受け取れて気分がいいので、
途中、道路を挟んだ場所に、「写真を撮ってくれ!」とものすごくアピールして来る人にも笑顔で答えた。


タクシードライバーの彼。これはどう?と言わんばかりにポージングをコロコロと変えてくる(笑)。

そんなことをしながら20分程で待ち合わせ場所のセンピオーネ公園にたどり着いた。


Akiのお気に入りセンピオーネ公園の入り口。名前は覚えてなかったけど、パンデミック前にフラットメイトのフランス人と散歩しに来た場所だった。

すっごく大きな公園で、たくさんの人たちが集まってお喋りしたり、ピクニックしたり、本を読んだり、ジョギングしたり、とにかくリラックスした雰囲気で、ロックダウン中ということを忘れさせてくれる場所だ。

あ〜いい場所だ。

そして、広場でフリスビーをして遊ぶイタリア人を横目に長々とお喋り。
時々電話もしているのに話題って尽きないものだな。

話しているとお腹が減ってきたので、肉まんとプロセッコを買ってきてサルーテ。

公園に面したバールがいくつかテイクアウトできるようにオープンしているので、近くにいるイタリア人たちもみんなカクテル片手におしゃべり中。


公園の石段に座ってこっそりパーティ。

途中、近くにいたイタリア人も会話に加わりなんだか楽しくなってきた。

と思ったのも束の間、

警察の車が2台やってきて広場の中央に止まった。(と言っても広い公園なので、40m近く離れている)
そして、警察官が3人ほど車から降りてきた。
声をかけられると、多分だけど罰金を支払わなくてはいけなくなってしまう。
それだけは避けたいものだ。

「警察こっち来るかな?」
「来るかもね?」
「あっ、こっち来るね?」
「来るね〜?」
「本当にきてるね?」
「だね?」

と、わかっていることをお互い何度も声に出して確認し合った。

さぁ、どうする?

この続きはまた次回。



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