君が楽しいならそれで十分 – 静岡

To Me, Somewhere in the World #86

君が楽しいならそれで十分 – 静岡

Contributed by Yoko

Trip / 2023.07.12

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。日本国内の旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#86


ここ最近で一番の楽しみだった静岡trip。何とか健康を管理して、元気な状態で久しぶりの友達と会ってきた。


体力の節約のため長野→浜松の間、名古屋に前泊(笑)。


メインの目的は浜松でのバスケ日本代表戦。共にバスケが好きな民。会場ではビールを飲みながら観戦……と思っていたけれど、今回はまさかの飲食ブースなし。それもバスケ観戦の楽しみの一つなので残念、と思っていたら、彼女がコーラとジンジャーエールを買ってきてくれた。嬉しかった。炭酸飲料を流し込みながら、久しぶりにマスクなしの声出し応援を堪能する。最高。もちろん勝った。


飲みやすい静岡のビール。



浜松餃子美味しかった〜。


静岡といえば、名物のさわやか。随分前から食べようと話し合っていたのだけれど、本日は150分待ちとのこと。という訳で浜松名物の餃子にあっさり浮気。ビール&餃子のコンボを決めるけれど、ご飯は入らない(年齢による胃の調子的に……笑)。ただ、スイーツが別腹なのは変わらないので、あれやこれやとスイーツを買って帰り、家での深夜タイムにおいものプリンを食べた。美味しかったな。仲の良い友達と一緒に、ああでもないこうでもない話をしながら、甘いものを食べる時間。字面だけで最高、現実も最高である。


ちびまる子ちゃんランド。


たっぷり寝た次の日は静岡の街へ。子連れ親子に紛れ、地域のショッピングセンターをうろうろする。港が近い街、この日は豪華客船が停泊していて、お店の人たちの会話によれば外国人観光客も多いようだった。静岡は都会だし、グローバルだ。名物のまぐろをスルーして、今一番食べたいもの(餃子からの流れで炒飯)を食らう。そして食べ物ばかりをお土産にして、炎天下をひた戻る。この日は買ってきたお菓子をつまみながらテレビでバスケ観戦をして、日本代表の勝ちを見守った。


無料バスがレトロ。


お祭りをかき分けて帰路に着く。静岡から長野だと、新幹線を乗り継ぐことになってしまうので、やや辟易しつつも、静岡を堪能している彼女に会えて本当によかった。離れていても思い出すくらいの友達が、暮らす街で楽しそうに暮らしていることがわかると心から嬉しい。日本各地、世界各地へ旅をしてきて、人に会いに行く旅も数え切れないくらいしてきたけれど、いつも思うし、それで十分。



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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。