Life is a journey #2

『理想の働き方ってなに?』その1

Contributed by Daijiro Inaba

Trip / 2020.09.28

メガバンク、コンサル会社、ベンチャー企業を経験した葉山在住のDaijiro34歳の「働く」を考える旅。仕事に悩んでいる人、就活してる人に向けて、超オープンに、旅で出会ったHappyなことやモヤモヤすることをお届けします。

#2

お疲れ様です。DAIJIROです。
前回「嘘つき」について書きましたが、大変多くの方からお言葉をいただき、感謝しています。
中でもユニークだったのが、「嘘の境界線ってどこだろね、嘘って人を騙すことよりも自分のお化粧みたいな話だったりするじゃん」って意見。
タイトルを「嘘の境界線」にしようか悩みましたが………次回以降にします!

アウトドア書斎

DAY2『理想の働き方って何?』その1

今回の旅のテーマは「理想の働き方って何?」です。
この言葉だけで数時間は思考がトリップする僕ですが(笑)
働き方って言葉はいろんなことを連想させますよね。

「残業」「副業」「テレワーク」「風通し」「商品」「OBOG」「ハラスメント」
などの堂々と話せそうなものから、

「かわいい(かっこいい)人」「社内イベント」「給料」「家からの距離」「オフィスの環境」「会社の看板」「若い人が多い」
など、自分の胸の中ですごく大事にしているものもありそうですよね。

皆さんは働き方を考えるときに、どのようなポイントを重視しますか?

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さて、ここからは僕の旅にお付き合いいただきたいのですが、

自分の理想の働き方ってなんなんだろうか…。
風通し、休暇、副業、テレワーク…給料…かわいい子…。

うん、あればあるだけ、Happyです。はい。

でも、今まで書いた内容って、決め手に欠けるというか、要素でしかない気もする。。。

そんな時、昔の上司Aからもらったこんな言葉を思い出しました。

「みんながやりたがらない、大変なこととか面倒なことに時間を投下するから、給料がもらえるんだ。社会のシステムってゆうのは、そうゆうもんだ。わかるかね、DAIJIROくん」

僕はこの言葉が全く理解ができなかったのです。
学生時代に介護の仕事をしていた時の苦しい現状を見ていたのも背景にあったかもしれません。
上司A、そんなに嫌なら辞めたらいいのに。


また、大学1年生の研究で、フリーターについて研究したことがありました。
「フリーターが日本のGDPをどれだけ下げているか」
「どのようにしたらフリーターを減らすことができるのか」
「夢追い型のフリーターにだけはなるな」

本当にそうでしょうか。
夢を言語化していて、そこに向かって時間をかけているの、めっちゃめちゃカッコよくないですか?
その人たちより自分の人生は間違いなく充実している!って胸張って言えますか?
言っていて気持ちいいですか?

僕の大好きな漫画のキャラクターはこんなことを言っています

(「ボクシングで食っていけると思ってるのか?」の問いに対して)
「死ぬまでバイトしてやるよ」
(『ろくでなしブルース』前田太尊)

ここで少し見えてきました。

僕の中で理想の働き方の最重要テーマのひとつは「自分にとって「今やりたい」「好き」と思える時間や、それに向けた準備にどれだけの時間を投下できるか」ではないかと。

人間、何をするにも「時間」が必要です
1日24時間。年間365日。時間は誰にでも平等ですよね。

時間って、どのように使ってますか?

「超」リアルに、一日何にどれだけの時間をかけているか出してみませんか?

勝手に作成した、上司Aの時間分布予想。



(すべて想像ですが)上司Aは嫌だなーと思いながら会社に行き、働き、残業をし、時には帰ってからも仕事の準備に時間を投下する。そして、隙間の時間はスマートフォンで動画を眺める、SNSを何回もチェックする。それは、月に一回のゴルフを存分に楽しむためだ、という。
彼はどう思うか知らないけど、僕にとってはこんな恐ろしい人生ありません!

いきなり元上司に悪態をついてしまったので(笑)、僕のも晒します。



社会人生活、ずっとこんな感じじゃないかな。それでいいと思っていました。

また、ある講義で学生向けに「リアルな時間分布」の話をしていたら、ある学生が、
「ほとんどの隙間時間をスマートフォンに捧げていることを発見した」
と話してくれました。

素敵な素敵な学生たち。

平均的な人は、スマートフォンを1日に「85回以上」チェックし、ウェブサイトやアプリで「5時間以上」を費やしている
(Full Power/ベンジャミン・ハーディ より抜粋)

せっかく一度きりの人生、しかも時間が限られていて、明日にも終わりを迎えるかも知れない時間の中で、「好きなこと」に挑戦ができる環境に多くの人があるはずなのに、挑戦しないだなんて、そんなもったいないことないですよね。

「好き嫌いとか甘いこと言ってんじゃねぇ!家族を守るってそんな甘いことじゃねぇんだよ!」
よりも、
「家族を守ることが何より生きがいで、家族の時間とその時間を獲得するための時間を選択していきたいと思っている」
ほうがかっこいいなーって思います。

理想の時間分布に近づけることが、僕の「理想の働き方」なのかもしれません。



好きなこととその準備にたっぷりと時間を費やしているアスリートって、本当にかっこいいですよね。

幼馴染のセレッソ大阪都倉賢選手は時間の使い方のお手本のような存在。

アースフレンズ東京Zの試合前。

今日は働き方の中でも「時間」という観点についての旅路を綴りました。

皆様は、何に時間を投下していますか?

「人類に必要なのは、命を愛するための投資だ。命を奪うのではなく、愛するために。」
(世界で一番貧しい大統領 ホセ・ムヒカ氏の言葉)

もやもやDAIJIRO(妻との散歩中)

次回のLife is journeyは
『理想の働き方 その2』をお送りします。


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