Own Beautiful Adventure in NC #1
未知の世界?
Contributed by Nachos
Trip / 2020.09.11
#1
ニューカレドニアと言ったら何が頭に浮かぶんだろう?
世界で一番綺麗な島? ハネムーンに人気?
セレブなリゾート?
搭乗待合室の大きな窓からは大きなハイビスカスが描かれた飛行機が見える。
ハイビスカスの可愛い飛行機に揺られ9時間ちょっと。
そう、私はなにも知らずにこの島にやってきてしまった。(笑)
飛行機の中では陽気なCAさんがやたら「日本のビールとニューカレドニアのビールを飲み比べてみなよ!」と勧めてくる。
バックヤードに行けばジュースやお菓子をくれるし。
なんならバックヤードに集まった乗客同士、軽いパーティーみたいになって、
フランス語なんてわからない私にみんな陽気に話しかけてくる。
「フライトが長いからここで軽く体を伸ばしたり息抜きをしよう」って言っていたんだと思う。
言葉がわからないからみようみまねで一緒にストレッチをやってみた。(もちろんCAさんはお酒は飲んでない)
そんな陽気な時間を過ごしているともうすぐニューカレドニアに着きますよとアナウンス。
エアカレドニア直行便だと言うのに到着するのは深夜。
そのままバスに乗り込み、ホテルへと向かう。
フランス領でリゾート地のこの街では、夜遅くまで営業しているお店は皆無。唯一開いていた店も私たち着いた瞬間電気が消えてしまった。
ホテルのバーサービスもやっていない…。もちろんコンビニ的なお店も…。
記念すべき初日は、ビールを飲んで寝るつもりがぐーぐーとお腹がなりながらの就寝となってしまった。(泣)
朝、カーテンを開けて窓の外を見ると目の前に青い海が広がっていた。
気づかないうちに雨が降ったようで道路が濡れている。
早速ホテルの近くのカフェに朝ごはんを食べに行くと、着いた途端まさかの雨アゲイン。
何故か私が悪いみたいな気分になり、テンションガタ落ちのまま朝ごはんを食べる…。(笑)
雨なら雨で、流れのまま、なにもしなくてもいいと思っている。
だってバリでは何回もスコールにあい、動くことも出来ず近くのお店で雨が止むまでひたすら時間を潰したり、軒下や木の下で立って雨宿り(むしろ雨風がすごくて容赦無く雨が振り込んでくる)したり、自然にはどうやっても敵わない事を知っているから。
私はそんな状況も楽しいと思っている。
「雨だからどうするの?なんかやる事考えてよ!」と言われても、「???」っと思ってしまう私は自然と仲よすぎなのかな?(笑)
けど、リゾート価格の朝ごはんを食べているうち、雨も止み太陽がサンサンと降り注いできた。私、グッジョブ!(テンションを無理やりあげた感)
さぁどうしようか…と歩きながら散歩していると海に浮かぶ近くの小さな島が見えた。
「よし、あの島に行こう」
と、そのままその島へチルしにいく事にした私たち。
少し歩いた先に船乗り場らしきものが見える。
物価が全体的に高いと言うのは知っていたけれど、島まで行くボートが1000PCHくらいなのに対して小さな島のパラソル付きのビーチチェアを借りるのが、なんと4500PCH。と、値段をどう考えているのかわからないけれど、やっぱり物価はまぁまぁ高い。
エメラルドグリーンの海に囲まれた小さな島。
パラソルの下でリラックスしても良し、海に飛び込むのも良し。
そんな中、暑いのでビールが進む事は確か。(笑)
ニューカレドニアのビールと言ったらナンバーワンビール。
そして夕方、今回の旅のメインの目的サーフキャンプをしているMarcと待ち合わせ。
そう、私たちはニューカレドニアまで来て、リゾートでもない、みんなが行くような街でもない、この島の何もない大自然の中でのステイをチョイス。
大自然の中をドライブ。
街からは2時間くらい。
周りにお店やレストランはないようでサンセットには間に合うように途中、食糧などを買い出しに車を走らす。
思ったよりもスーパーに長くいて、ステイ先に着いた時にはちょうど夕陽は沈んでしまったけど、着くまでの道中に綺麗な夕焼けの空が見えた。
「わぁー!」と綺麗な景色を見ていると同時にお腹がぐーと鳴った。(笑)
ようやくサーフキャンプのステイ先に到着!
この辺りのお家はお家の前が航路となっていてそれぞれのお家の庭の先に自家用ボートが停泊している。きっとみんなお金持ちなんだろう…。
風情もへったくれもない正直な私のお腹を満たす為
船着場のポートに備え付けられているキッチンの小屋で
さっき買ってきた海老とお肉を豪快にBBQグリルに放り込んだ。
至福な時間。
空を見上げると綺麗な星空が広がっていた。
明日からはどんな日が待っているんだろう?
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Nachos
海と旅に魅了され、サーフボード片手に様々な国へサーフトリップで訪れる中、海と自然を愛しながらハッピーに輝く女性達をたくさん目にし、その空気間、美しい瞬間、旅やライフスタイルを自分なりに伝えたいと思いカメラを手にする。女性目線と女性にフューチャーした”saltybabe photo”を世界中の海を旅しながら撮り続けている。