
Between the waves #58
See you again, Bali
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2023.01.23
#58
とうとう明日は1年半過ごしたバリを離れてオーストラリアへ出発。
ここ1週間、良い波が毎日続いて「こんな良い波が毎日あるのに離れちゃうのー!」とまるでバリから引き止められているみたいだった。
昨日はいつものスポットPererenanでラストサーフィン。
会いたかったみんなに海の中で会えて、波を共有して、
「This place will not be the same without you」
なんて言ってくれて大好きなコミュニティの存在がいかに大切だったか気づいた。
波が大きくてもパドルアウト出来たのは、みんなが波にいるから大丈夫だという安心感。
今の波最高だったね! とお互いに励まし合って、波がなくても最近のキャッチアップで弾む会話。
これが当たり前の日常で、すごく居心地が良くて、当分はみんなのことがすごく恋しくなりそう。
正直、もっと良い波があるスポット、ここより綺麗なスポットは探せばいくらでもある。
だけどこんなに温かいコミュニティは、どこを探しても見つからないと思う。
今振り返って見るとバリで過ごした1年半、ここが私のホームだったと胸を張って言える。
またフラッと帰ってきても、海に行けばみんなに会えそうな気がする。
最後の数日はお気に入りのBinginに少し贅沢な宿を予約して、ゆったり過ごすことにした。


インテリアが最高に好みな部屋。
いつも通りサーフィンをしてナシチャンプールを食べて、普段と何も変わらない。
特別なことをしなくても、私にとってこれがすでに特別。
しばらくビキニサーフィンともお別れなので、思い残すことなく毎日太陽をガンガン浴びていたら、史上最高に黒くなってしまった(笑)
場所やモノに執着しすぎるのは良くないけど、バリは心の中にいつも特別な感情を芽生えさせてくれる。
自分が心の底からありのままで居られる場所。そしてそんな自分を本当に愛せる場所。
ゆったりした島の空気感と、海の力が自然とそうさせているのかもしれない。



I Love you Bali, see you soon:)
Between the waves バリ編はこれにて終了。
次回からはオーストラリアからお届けします。
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。












































































