To Me, Somewhere in the World #4

防波堤の少年は美しかった話

Contributed by Ai

Trip / jun.19.2020

2020年3月、会社を辞めて世界一周の旅に出る……はずだったAiがいつか夢を叶えるお話。笑いあり涙あり(?) 、蛇行しまくりな人生を連載「To Me, Somewhere in the World」にてシェアしていきます。ここからどう起死回生していくのか、ぜひ見届けたい。乞うご期待!

#4

皆さんこんにちは、Aiです!

今回はどんなことを書こうかな~と考えていたのですが、そういえば会社を辞めてから2か月以上が経ちます。コラム更新は2週間ごとですが、その間にめまぐるしく状況が変わっていった2か月間だったので、今回は近況報告を交えつつ筆を進めていこうと思います。

まず、ついに堂々と「フリーランス」を名乗れるようになり、ノマド生活ができそうな目処が立ちました。これからは、フルリモートでマーケターとして広告の企画制作を行っていきます。また広告に縁あるお仕事がきるようになったのは嬉しい限りです。

もう、〇―トとは言わせません。
編集部の鈴木さんにプロフィール更新をお願いしないと!(笑)

自由に旅ができるようになるまではまだ時間がかかりそうですが、状況を見ながら海外ノマド生活に備えてまずは日本国内で検証してみようと思います。

あともう一つ新しいこととして、地元で島おこしの活動をしている方々の会議に参加してきました。地域活動は本当に難しく根気がいることなので、色々と試行錯誤を重ねながら活動されている皆さんはすごいなと思います。

せっかく10年ぶりに地元に拠点を置いているので、これからWeb制作やデザインの勉強も活かしつつ情報発信や企画のお手伝いをしていきたいと思っています。

やはり夢や目標は口に出しておくべきだという持論の確信と、フットワークは軽くしていつでもチャンスを掴みにいける準備はしておいた方がいいと学んだ2か月でした。

おすすめの広告関連書籍。私は13歳の源頼朝に救われました。

さて、近況報告はここまでにします。

いよいよ梅雨の季節になってきましたね。
今原稿を書いているこの瞬間も外は大雨です。

皆さん、雨は好きですか?
私は雨の日には外出する気もなくなっちゃうんですけど、カリフォルニアで水不足を経験して以降は「雨、降ってくれてありがとう」と思うようになりました。
湿気を含んでじめじめとした日本の蒸し暑さには、帰国して2年経った今でも慣れないけれど……。

やっぱりカラッとした晴天が大好きだし、太陽の光でキラキラしている海を眺めながら散歩できる日は最高。

先日、島でとっても快晴の日があって散歩をしていたんです。
すると、ひとりの男子高校生が海側に足を下ろして防波堤に座っていて、その光景がなんとも美しくて。
写真を撮らせてもらえばよかったなと、ちょっと後悔。
なにかの映画のワンシーンみたいで、いい感じのコピーと合わせたら素敵な島の広告が出来上がりそうでした。

その日に撮影した写真。昔はこんなに綺麗じゃなかったような。

散歩のお供、『Porto』さんの島パフェ。

私は15歳から島を出て世界遺産・姫路城がある姫路市の高校に通っていたのですが、当時は姫路もまだそこそこの田舎でした。
なので、最近オープンした渋谷スクランブルスクエアでお買い物をしているインフルエンサーみたいな女子高生たちを横目に「自分はこの年齢の時、一両電車に乗って通学して、しかも手動ボタンでドア開けてたんですけど……」なんて考えていました。

でも、防波堤の彼を見た時に「田舎の高校生、なんかいいな」と思っちゃったんです。
そして、自分が上京する前の学生時代が一気にフラッシュバックしました。

受験生の時、塾の先生の家で同級生たちと夜中まで勉強するふりをして、みんなで寒空の中自転車をかっ飛ばして海まで行ったこと。(お父さん、お母さん、ごめんなさい)
そして、海に向かってみんなで叫びまくったこと。

高校の正門前に広がる田んぼの中の一本道を、彼氏と歩いて帰ることが憧れだったこと。
そして、実現したこと。

「なんだ、私もしっかり青春してたじゃん」

と思い出させてくれた防波堤の少年、ありがとう。


姫路駅の正面から見える姫路城。

今では姫路もかなり開発されました。駅前の広場は『BRUTUS』で紹介されたことも!

皆さんは、どんな学生時代を過ごしましたか?

田舎だったのか都会だったのか、熱中したことは何だったのか、甘いエピソードがあるのかないのか、私のコラムを読んでくださっている皆さんにどんな思い出があるのか、気になります。ぜひ、anna magazineのインスタグラムか編集部にこっそりDMしてください。(笑)

基本的には前を見て突き進みたいですが、たまには立ち止まって自分が歩んできた道のりを振り返ってみるのも実りある時間だなと思う今日この頃です。

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