Own Beautiful Adventure in Bali #5

Happy Happy Happy

Contributed by Nachos

Trip / nov.26.2019

世界中の国々をサーフトリップしながら、女性にフィーチャーした"saltybabe photo"を撮り続けている、フォトグラファーNachosさんの旅連載「Own Beautiful Adventure」。彼女にとっての第二のふるさと、バリ島での日々の記録をお届けします。第5回は、「Happy Happy Happy」。彼女にとってのハッピーな瞬間とは?


#5
この日は波は小さく朝から海の中は人でごった返していた。

「今日はカメラじゃ無くて波乗りだったかなぁ」なんて考えながら海に浮かんでいた。そんな中、ふとラインナップに目をやると海の中でよく見る女の子達が波にむかって笑いながら一緒にパドルをしだした。そして、そのままテイクオフして2人はどんどん近づき、手を繋いでシェアウェーブをしたのだ。



「私はもこういう瞬間がたまらなく好き!!」思わず笑顔になり、すかさずシャッターを切る。

「今の最高だったね!」と2人に話しかけると、「今の見ててくれた? もしかして写真も撮ってくれたのー⁈」と興奮気味の2人。顔を見合わせながら笑って、嬉しそうに沖へと戻っていった。そう、こんな瞬間もまた私にとってたまらないのだ。



ハッピーな瞬間を撮ると、私までハッピーになる。そして、その写真を見た人の心がちょっとあったかくなったり、ハッピーな気分になってもらえたら最高だ。そんな事を考えながらぷかぷかと海の上に浮いていると「Hi nachos!」と後ろから私を呼ぶ声が聞こえた。

振り返ってみるとロシアからバリに移り住んできた友達のvasiが笑顔で手をふっている。彼女も海の中で仲良くなった友達。最近はDJも始めたらしく、楽しそうにバリライフを送っている。彼女は私に近づき再び挨拶すると、「そういえば今度あの店でDJするから遊びにきてよ!」と言った。私も「いいねぇ! 行く行く!」と答える。

たわいの無い会話をした最後に、彼女は「I'm happy to see you!」と言い残しラインナップへとパドルしていった。



「I'm happy to see you」、なんて素敵な言葉なんだろう。言われたこっちもハッピーになっちゃう。日本ではちょっと恥ずかしいくて言えない言葉も、ここでは気軽に言い合える。これって本当に素敵な事だといつも思う。私も朝会った友達に、「あなたに会えてハッピーよ!」なんてサラッと言える人になりたい。(海外で会った人には言えるけれど、日本ではなかなか言葉に出せない…)

何本かみんなが波に乗っていく姿を見送った。「もう海からあがる時間かな」と思い、岸まで泳いで戻った。ビーチを歩きながら海を振り返ると、またあの2人が楽しそうに波に乗っていた。



もちろんビーチからカメラをのぞきこみ、楽しそうな2人にレンズを向けてシャッターを切った。

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