学校が始まった!

Alles Gute #5

学校が始まった!

Contributed by meg

Trip / 2023.06.12

悩み事が尽きない日々をリスタートするため選んだ街は、ドイツ・ケルン。自分でもまだ分からない「何か」を求めて、ときめく音の鳴る方へ進もう。「もうワクワクすることしかしたくない!」と心に決めたmegさんが綴るドイツ留学日記。

#5


語学学校初日。
前日、ホストマザーに付き添ってもらいながら学校までの乗り継ぎを教えてもらったのに、結局乗り間違えて1時間遅刻した。(学校に着いた瞬間、ホストマザーの彼氏が車で現れて、キスをした後じゃあねーと去っていった。)
授業の開始時間には間に合ったから、まあOK!


最寄駅のホーム。赤のタイルがかわいい。


私の横に座ったのは、スイス人のシンティアと、トルコ人のベルシャン。
2人ともおとなしめの性格で、凄く安心した。
他にも、フランス、イギリス、ブラジル、コロンビアから来た人がいて、子供がいる人もいて年齢はバラバラだった。

外国人はみんなオープンで、話すことに抵抗がない勝手なイメージがあったけど、それは日本で関わってきた異国で暮らすごく少数の外国人だったと知った。

外国人という1つのレッテルはすぐに取り外されて、小学校で同じクラスだったあの子に似てるなと親近感を持つくらい、それぞれの性格の違いを理解した。狭い世界で生きてきた私にとって、この感覚を得られたことは、凄く大きいことだと思う。

授業後にシンティアと一緒に昼ごはんを食べた。



ドイツ語が流暢なわけではないから、話す時はいつも英語を織り交ぜたり、翻訳機や写真を見せたりして会話する。
会話がスムーズにいかなくても、お互いにそんなに気にしない性格だからか、いつも楽しくて居心地が良い。
どこにいても気の合う人はちゃんといて、育ってきた国、使う言葉は関係ないのかもと気付かされた。
シンティアに会えて良かったなーと本当に思う。




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