Own Beautiful Adventure in AUS #8
ご機嫌な理由
Contributed by Nachos
Trip / 2020.05.26
#8
今日はお日様よりも早起きして出発。
まだ薄暗いうちに海の駐車場についた。
「来てないねぇ」
「もう少し待ってみよっか」
窓の外を見ると空がうっすらと明るくなっていた。
車の外は少し肌寒い。
さっと上着を羽織り、私たちはビーチへと歩き始める。
海に着くと小波だけれど、すでに波乗りをしている人の姿が見える。
水面が少しキラキラし始めたので振り返ってみると、
木の間から眩しい朝日の光が差し込んできていた。
ふと横を見るとシングルフィンを抱えた女の子が歩いている。
思わずカメラのシャッターを押した。
ん? あの子どっかで見たことあるな…。
追いかけて声をかけてみようか。でも似ているだけかもな…。
海に来たらすぐに「よし! 私も波乗りするぞー!」となる所だけれど、まずは撮影のお手伝い。
今朝は2人の小さな天使たちがいる可愛いファミリーフォト(私はほぼ撮影を見学してる人だったけど)
眠たくてぐずり気味の妹をお姉ちゃんが一生懸命あやしてくれて、なんとか無事に撮影は進んだ。最後は可愛いビーチピクニック。
そして…。
ついにきましたよー!
海に入れる時が!!! 朝からご機嫌だったのはこれが理由!
待ちに待ったサーフタイム!
青空いっぱいの海日和ではないんだけれど。
それでも海に入ることが出来るから、ウキウキしながらビーチへ向かう。
酔っぱらったノリでラスベガスで小指に入れた小さなニコちゃんと一緒にご満悦。
海の中で、朝見かけた女の子に会った。
フィリピンで出会ったエイミーだった。
やっぱり朝見かけたのは彼女だったんだ!
「実は私も朝見かけた時に、ん? って考えたのよね。やっぱりあなただった!」
「久しぶり! 元気ー??」
エイミーも同じことを思っていたみたい。
繋がってよかった。なんか嬉しい。
「まだオーストラリアに来て水中で写真撮影が出来ていないなぁ」って気持ちがずっとあって、心から楽しめてない私がいた。
滞在中も何度か「あーギリギリの中ここまで来たのに何やってんだろ私…」なんて少しネガティブな時もあった。
しかも海は相変わらず小波でどんよりなお天気。
それでも思い切って海から上がり、カメラをセッティングするため車に戻った。
シャワーに向かう途中だった88boardのジョージに会った。
ピンクボードが可愛すぎて何枚も写真をとる私にジョージは少し困惑。
でも、私のご機嫌度は上昇したけどね(笑)
今度はオーストラリアらしい真っ青な空と海でみんなと波乗りしたいな。
いや、リベンジしよう!
いつも笑顔のエイミー。
この日も楽しそうに波に乗っていたな。
あー! 私も頑張ろう!!
海から上がった後のご満悦な私。
お天気と波に恵まれなかったけれど、ま、こんな時もあるよね。
次のタイミングだ!
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Nachos
海と旅に魅了され、サーフボード片手に様々な国へサーフトリップで訪れる中、海と自然を愛しながらハッピーに輝く女性達をたくさん目にし、その空気間、美しい瞬間、旅やライフスタイルを自分なりに伝えたいと思いカメラを手にする。女性目線と女性にフューチャーした”saltybabe photo”を世界中の海を旅しながら撮り続けている。