大自然、大満喫

To Me, Somewhere in the World #168

大自然、大満喫

Contributed by Yoko

Trip / 2025.02.12

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#168


「何でもっと早く来なかったんだろう」と思うほどには、とってもよかった。ニュージーランド。


InterCityバスにて。


クライストチャーチを後にして、高速バスでテカポへ。テカポは星空の名所であるが、晴れた日の昼間もとても素敵だった。昼に到着したらホテルに荷物をおいて、「元気なうちに」と早々に片道1時間のアストロカフェへ向かう。


アストロカフェの近くで。


本来は夜に星空鑑賞をする天文台の隣にあるカフェへ、車ではなく徒歩で向かった。ふたを開けてみれば、なかなかしっかりとしたトレッキング。日頃の運動不足の身体にむちを打ちつつ、行き交う人々と励まし合いつつ、何とか見晴らしのよい場所にたどり着いた。


かわいい三人衆。


実際のところ、曇りと言われていた天気が快晴に。雨では登れないであろう傾斜のある道を登ってきたので、青々とした湖と自然のコントラストがますます映えて見えた。もちろん、夜の星空も美しかった。肉眼で天の川をしっかりと見られたのは、初めてかもしれない。知床でも、阿智村でも、ハワイ島でも、あまたの場所で星空をしっかりと見上げてきたけれど。


マウントクック。



停車地にて。


テカポからはまた高速バスでクイーンズタウンへ。ニュージーランドの高速バスの運転手さんは喋る喋る。そして予定されている行程以上にフォトスポットで止まってくれる。プカキ湖も、マウントクックの大自然もとても美しかった。思わず絵を衝動買いした(笑)。


クイーンズタウンの夕方。


辿り着いたクイーンズタウンは港町の雰囲気。クライストチャーチと同じくらい、歩き回れるコンパクトな街だったが、歩ける海道が美しく、住んでみたい場所だなと思った。


フェリーから。


そして迷いに迷って参加を決めたミルフォードサウンド日帰りツアー。片道5〜6時間かかるバスでの道中、体力的に往復は厳しいと、帰りはセスナのプランにしたのだが、正解だった。片道ならばと、立ち寄るフォトスポットや休憩スポットを十分に楽しめ、道中の景色もずっと美しかったから。行程と目的地の雰囲気的には、ハノイからのハロン湾日帰りツアーに似ている。あれもあれで、またよかった。


フェリーから。


1時間半以上のゆったりとしたクルーズ。雨と言われていた天気は、またもや快晴に。途中で雲が少しずつ出てきたものの、想像以上に晴れて、美しい景色が見られた。木を抜くと知床…?と思うような滝もあったが(笑)、両サイドが崖で囲まれているという時点で、まったく別の雰囲気ではある。だがしかし、少し、北の大地に思いは馳せた。


セスナから。



セスナからの絶景。


帰りのセスナは上昇時にものすごい揺れを感じ、小型飛行機の搭乗に慣れている友人も「こんなに揺れるのは初めて…」と言うほどであった。しかしその後はすぐに安定飛行となり、乗って後悔したのも束の間、上空からでないと見られない景色をたくさん見られた。帰りは片道40分。あっという間にクイーンズタウンに戻り、かわいい街を散策した。


クイーンズランド、ホテルの朝食会場が良すぎる。


あっという間の7日間。今回はオーストラリア経由で向かったので、機内泊が2泊となり、ニュージーランド滞在は実質4泊5日。移動も多め。最後は疲れが出るかな…と心配だったけれど、なぜか二人とも最後までたっぷりと元気(笑)。天候に恵まれ、比較的ゆとりあるホテルに滞在し、食べ過ぎず、無理しすぎず、たくさん寝たから…かな?


クイーンズランドにたくさんいた方。


ともかく楽しかったニュージーランド。やはりオセアニアはとても良い。



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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。