
Between the waves #63
やっと取り戻してきた
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2023.02.27
#63
オーストラリアに来て1ヶ月が経った。
この1ヶ月、何度引っ越しをしたか分からないほど家難民だった。
もういっそのことVanでも買って車で暮らしたくなったほどオーストラリアでのシェアハウス探しは難しくなっている。
やっとウェットスーツでのサーフィンにも慣れてきて週末は一緒に遊べる友達も出来てきた。
遊ぶと行っても、サーフィンして海でのんびりして、夕方はサンセットを見ながらピクニックが恒例。
いつも行くビーチ、Shelly beachには野生のカンガルーがいつも飛び跳ねている。
毎朝カンガルーと一緒に波チェックをして、海の中では優雅に泳ぐイルカたちに遭遇。
こんな景色が日常的に見られるこの場所の美しさに毎日感謝が溢れる。


夜はワインを飲みながらみんなで夕食作り。
外食メインだったバリにいた頃、一番恋しかったのがシンプルなことだけれどご飯を作ること。
イタリア人の友達、Mariaが5時間煮込んだボロネーゼが最高に美味しくてやっぱり手作りの料理に勝るものはない。
正直言うと、ここ数週間家探しや、天気に恵まれなかったり、色々なことが重なって自然を楽しむ余裕がなかった。
スローライフを楽しみたいのに外的要因や周りのスピードに圧倒されてなんだか何をしても上手くいかないし、しっくり来ない感じ。
だけどこんな時こそ、流れに逆らうより与えられるものをゲットするだけ。
海で読んでいたこの本にも書いてあった。

“Life of Brine” Phil Jarratt
今年も残すところあと2ヶ月。
南半球には真夏が近づいてきて大好きな季節がやってくる!この夏が終わればまたバリのエンドレスサマーに戻る予定。
あ〜また楽しみがたくさん:)
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。












































































